t e x 描 き の 紹 介
材質テクスチャだけでスフィアもエフェクト、強い照明もナシで静止画フィニッシュに持っていけるとはまさか想像してなかったですがやれば出来るものですね、MMD初期と違って高解像度画質の恩恵を受けて表現の可能性の幅も広がりました。せっかくソフトやハード周りの出力レベルが上がっているので扱う側もそれなりに色を具体的に見れたほうがよいと思います。(顔影の色は肌ベース色より彩度を高くかつ暗い色であるとか)自分の場...
View Articleパステルを作ってみた
画材のパステルは色の素となる顔料があれば作るコトが出来ます。[[パステル作成の材料]]・顔料の粉または顔料ペースト・体質顔料(石灰や白亜、石膏、胡粉などの炭酸カルシウム)・薄力粉またはアラビアゴムメディウム→顔料自体があまりなじみのないアイテムだと思いますが 画材屋さんに置いてあったりします。...
View Articleカラーマッチング
色とは物質である。色の認識は光の反射屈折率の違いに過ぎない。、、と顔料を眺めながら思ったりするワケです。製品として均一化された絵の具をいくら観察しようがこの考えは浮かばなかったハズなので原材料まで遡って本質を知るコトの意義は多少なりともあるのではないかとカンジました。画材として色を構成する顔料は分子構造も比重もまるで異なる物質が脈絡なく集められています。なので例え1:1で混ぜ合わせたとしてもRBGの...
View Article肌 質 感 の プ リ セ ッ ト 化
今回作った静止画は自分が理想としていた肌透明感のひとつの答えなのかもしれないなと思いました。チープレンズエフェクトやディフュージョンエフェクトのようなモデルの外側から反映される効果を使わず材質自体の出来栄えで勝負したかったので色を決めるところから始まって気が済むまで模索してきましたがのんびり続けてたら3年以上かかってましたね。肌のような有機物はキメの細かさと粗さ、ツヤと乾燥、ヒフの薄さと厚さ、赤みと...
View Articleエ フ ェ ク ト い ら ず の オ ー ル イ ン ワ ン ・ テ ク ス チ ャ
(BGimage:pixta)ジャーン! 今回の静止画は顔の部分だけノーエフェクト材質テクスチャそのままの質感でお届けしております。どうですか、スフィアも使わなくても明るくイキイキして見えませんか。(これが証拠のMMDとPMXエディタの画面です!)スフィアは狙った箇所に正確にツヤ感とか出せないので見える要素は全てテクスチャに描きました。肌ベース色は前回測定した(R 243、G 219、B...
View Article水彩絵の具からパステルを作る
使われている材料だけ見ると水彩絵の具とパステルにあまり差がない気がしたので絵の具→パステル変換作業をトライしてみました。[水彩絵の具から作るパステル](用意するもの)・水彩絵の具・体質顔料・顔料→水分を多く含んでそのままでは成型しづらい絵の具をいかに 固めるかがポイントだと思うのでそれには粉を足すのが手っ 取り早いだろうというコトです。 ちなみに絵の具をただ練り出して乾燥させればパステルに...
View Articleク リ ッ ピ ン グ マ ス ク
MMDではモデル材質毎にエフェクトを適用する/しないを行う設定がMMEffectメニューのエフェクトファイル割り当てとして用意されています。画像編集ソフトでそれと似た機能を探すと「クリッピングマスク」など一部表示のマスク機能がわりと近いかもしれません。切り抜いた材質の範囲にだけ効果を適用するコトが可能になる「クリッピングマスク」について少し検証しました。例として顔にだけボカシ効果を適用した場合クリッ...
View Articleextender pigment
自分でジェッソを作りたかった、、という動機が最初にあって材料となる画材を少しずつ集めていたのですがそのジェッソを作る前に油彩で使う画用液やら目止めのニカワ液、パステルのほうの完成が早くて順番を追い抜いてしまったみたいです。絵を描く前に紙やキャンバスに塗る下地材のジェッソは商品分類だとアクリル絵の具の一種です。画面固着用にアクリルエマルジョンを糊剤として使うからアクリル絵の具と言われてましてなぜか「ア...
View Articletoday's mini blog ~ ナ イ と ム リ な ん で す ~
どれだけ彩られていても輪郭線がついてないと格好良いと感じない..この↑状態で作業工程をフィニッシュ出来そうにありません。最近見かけるコトも多い線ナシ画、すごいイケメンでも心が動かされないのはちょっと残念ですね。理屈じゃないので将来気が変わるのか分かりませんが。なぜ自分は線画にだけカッコ良さを与えてそれで感動するんだろう、モノとモノとの境界部分の点が集まって線に見えてるワケでディティールが端的に現れて...
View Articleニュートラルグレーが
色を作るんだったら「複雑な色味」で「グレーが入った」カラーを目指したいと思ってます。市販画材の色揃えは赤青黄といった基本色ベースで好きな色が欲しければそちらで混色して作ってねのスタンス、なので原色に近い色がありきたりで手作りの醍醐味が薄いと言うか色に深みがなくてツマラナイかな~と。有彩色4色以上は掛け合わせて新たな色を模索したいものです。そして白と黒を使わずにグレーを出すには色相環や補色の知識が必要...
View Articleサンギーヌ風
自作のパステルで100cmサイズの紙にマルスを描いてます。2時間くらいで仕上げましたが、絵の先生からは後ろの首元僧帽筋あたりが官能的だと評してもらいました。この1年で見ると前半メディチ、それからず~っとマルスしかモチーフに選んでないので多少はカタチを覚えてくるだろうって思いたくなりますがどうなんでしょうね。頭で想像している絵の表現と画材の線幅や色乗りが齟齬なく合致するとそれだけでも気分が良いしこころ...
View Articlehandmade oil color
油絵の具に新たに顔料などを加えてオリジナルのレシピで作ってみました。今回はベースとなるイエローオーカーの絵の具に各種アイテムを混ぜた格好ですが絵の具を構成している顔料だったりバインダー(糊剤/展色剤)は全て別個に投入してありますから作ろうと思えば最初からでも行けましたね。油絵の具作成に使う材料は・顔料(色材の役割)・体質顔料(容量カサ増しの役割/乾燥を早める役割)・リンシードオイル(バインダーの役割...
View Articleカンカクを鍛える
『画材を変えたら自分の絵も変わる』コトについて今は考えてます。ふんだんに顔料を練り込んだ市販の倍ほども線幅のある自作パステルが余程自分の表現したいボリュームにマッチしていたのでしょう。実際のモデルサイズより大きく描いてるからまあ例えるなら絵がヒトとして視認可能なカタチを保持するには特大の線の太さが必要だった、てコトかな~。適正線幅ですね、MMDの3Dモデルのエッジサイズなどにも言えますがミスマッチを...
View Article肌 質 感 の プ リ セ ッ ト 化
今回作った静止画は自分が理想としていた肌透明感のひとつの答えなのかもしれないなと思いました。チープレンズエフェクトやディフュージョンエフェクトのようなモデルの外側から反映される効果を使わず材質自体の出来栄えで勝負したかったので色を決めるところから始まって気が済むまで模索してきましたがのんびり続けてたら3年以上かかってましたね。肌のような有機物はキメの細かさと粗さ、ツヤと乾燥、ヒフの薄さと厚さ、赤みと...
View Articleフレーズが降りてくる
作業中に「美は細部に宿る」のフレーズがふと降りてきたのですが1mの紙に描いていてもほんの1cmのズレで全く別モノになってしまうくらいお顔やら首肩の位置がムズカシかったせいででしょうか。手クセで運筆するコトをせず網膜に映ったカタチをただ無心に追うコトでいつか本質に迫れたらいいなと思ってます。
View Articleク リ ッ ピ ン グ マ ス ク
MMDではモデル材質毎にエフェクトを適用する/しないを行う設定がMMEffectメニューのエフェクトファイル割り当てとして用意されています。画像編集ソフトでそれと似た機能を探すと「クリッピングマスク」など一部表示のマスク機能がわりと近いかもしれません。切り抜いた材質の範囲にだけ効果を適用するコトが可能になる「クリッピングマスク」について少し検証しました。例として顔にだけボカシ効果を適用した場合クリッ...
View Articleパステル自作のレシピ
2019年10月後半から画材パステルの試作品を1日1本ペースと少しずつですか手練りで作ってきました。その都度材料を変えて仕上がりをカクニンしていく内に色伸びが良いレシピがだいたい固まってきたような気がしたので成功した各レシピをいくつか書き出してみたいと思います。(パステル作成の材料例)パステルを作るのに必要になる材料としては顔料同士をくっつける役割の糊材があります。ただ必要量自体は小さじ1杯も要らな...
View Articleグリザイユ画法
絵画教室の作品展示会が12月に開催されるので自分の絵が収まる1mサイズのアクリルフレームを注文して3人がかりでなんとか額装を済ませるコトが出来ました。(透明アクリルフレームに無事収まってるの図)規格外注文でしたので割高料金となり23,000円ほどかかってますがアクリル板5mm厚のおかげでガラス板のようなキレイな反射が得られて照明映えしているのがカクニン出来て嬉しかったです。模造紙サイズともなると気軽...
View Articleグリグリ描く
今週末から絵画教室の造形展示会が開催されるので自分が描いたマルス君に会いに行こうと思います。去年の初参加の時はB3クロッキー帳にメディチを覚えたてのコンテで表現してみたものですが、会場の広さにどうしてもサイズ負けしてたのが気になったコトを覚えています。前回のリベンジを兼ねて市販で手に入る最大の規格四六判で望む今回はどういった見え方をするのかとても楽しみですね。コチラは自室で少しずつ作業を進めてきた油...
View Article『赤は青緑、青は黄赤、黄は青紫、緑は赤紫、紫は黄緑』
アナログお絵かきで役に立つ色の組み合わせを覚えておきましょう。『赤は青緑、青は黄赤、黄は青紫、緑は赤紫、紫は黄緑』上のフレーズはそれぞれ赤・青・黄・緑・紫の補色との組み合わせを表していてこの3色(赤、青、緑)を混ぜると無彩色グレーになります。無彩色というコトはいったん色の印象をリセットしてくれるみたいな感覚でしょうか。使い方は黄色が強いなと思ったら補色であり反対色でもある青紫で黄色みを薄めてあげたり...
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