MMDではモデル材質毎にエフェクトを適用する/しないを行
う設定がMMEffectメニューのエフェクトファイル割り当てと
して用意されています。
画像編集ソフトでそれと似た機能を探すと「クリッピングマ
スク」など一部表示のマスク機能がわりと近いかもしれません。
切り抜いた材質の範囲にだけ効果を適用するコトが可能になる
「クリッピングマスク」について少し検証しました。
例として顔にだけボカシ効果を適用した場合クリッピングマスク
のありナシでどういった違いが出るのかを見てみましょう。
(クリッピングマスクありナシの比較)
ボカシ効果の強さは同じ200pixelで上の画像(左)がクリッピング
ナシで(右)ありになってます。
クリッピングマスクで正確に顔の切り抜きが出来ていれば近接し
ている目や眉でも肌色がのるコトはありません。
余談ですがMMDでディフュージョン系エフェクトを適用すると
(左)のような外観になったりしますがそれは効果の範囲指定を
行ってないから全体にふわっとした印象になるんですかね。
(参考までに:ディフュージョンエフェクト適用)
(ディフュージョンエフェクト(作者:そぼろ様))
モデル全体に明るいボカシ効果をつけるディフュージョン
エフェクトは柔らかい印象を作る時にとても重宝します。
画像編集ソフトで同じコトをするにはいくつかの設定を
いじらないと作れないみたいです。
(画像編集ソフトでディフュージョン効果試作)
ボカシ効果やレベル補正、レイヤー合成モードなど触って
みたのですが本家にはまだ及びませんね。
ボカシ効果は影響範囲の大きさで見た目が変わる度合いが
顕著なので全体に適用と一部分との違いを知っておくのが
大事だなと思いました。
クリッピングマスクで選択範囲がすぐに作れてしまうのは
とても便利なのでもっと活用の幅を広げていきたいです。