油絵の具に新たに顔料などを加えてオリジナルのレシピで作って
みました。
今回はベースとなるイエローオーカーの絵の具に各種アイテムを
混ぜた格好ですが絵の具を構成している顔料だったりバインダー
(糊剤/展色剤)は全て別個に投入してありますから作ろうと思え
ば最初からでも行けましたね。
油絵の具作成に使う材料は
・顔料(色材の役割)
・体質顔料(容量カサ増しの役割/乾燥を早める役割)
・リンシードオイル(バインダーの役割)
・スタンドリンシードオイル(乾燥を早める役割)
・ニス(ツヤ出しの役割)
→この中でバインダーにオイルを使うから油絵の具に
なるワケでオイルがアラビアガムやアクリル樹脂と
置き換わるとそれぞれ水彩絵の具、アクリル絵の具
と絵の具の種類が変わります。
大きな絵を描く用の大容量絵の具チューブです。
普通に売られているのは50ml以下がほとんどなので200mlサイズを
もらっても多くの方は使い切れないかもしれませんね。
ウィンザー&ニュートン社(ウィントン)の大作用絵の具は有名です。
丸ごと1本作業板に出して粉や油を混ぜてひたすら練っていきます。
作業スペースが狭いのに使ったモノを置いてるのは後でレシピを
書く時に英語の綴りを参考にするためですね。
ホントは都度片付けたほうが飛沫で汚れる心配がなくていいかも。
絵の具の粘度は結構強いから練り棒と作業台はある程度強度と重
さが必要になりそうですが少量での作業の場合はそれほど気にし
なくても行けそうに思います。
練り棒はガラス製(特大サイズ)、台は大理石製(30cm正方形)で
必要になってから揃えるのでも遅くありません。乳鉢で代用OK。
途中休みを挟みつつ1時間程度練り棒でかき混ぜて顔料の粒が
薄くなり、オイルのツヤが増してきたらチューブ容器に詰め
てしまえば完成です。
この空のチューブ容器はカナダの画材屋さんで購入したもの。
150mlサイズより小さいサイズの容器は国内で買えます。
レシピを貼ってあるラベルシールは耐油なので紙シールより
はがれにくいハズです。
出来上がった特製油絵の具は来週のクロッキーで厚塗り
描きする時に使おうと思ってます。
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handmade oil color
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