色とは物質である。色の認識は光の反射屈折率の違いに過ぎない。
、、と顔料を眺めながら思ったりするワケです。
製品として均一化された絵の具をいくら観察しようがこの考えは
浮かばなかったハズなので原材料まで遡って本質を知るコトの意
義は多少なりともあるのではないかとカンジました。
画材として色を構成する顔料は分子構造も比重もまるで異なる物質が
脈絡なく集められています。
なので例え1:1で混ぜ合わせたとしてもRBGのような正確な色配合
にはならず着色力/発色力の勝る顔料が色濃く反映される、といっ
たそれぞれの物質特性を把握するコトが求められてくるのです。
絵の具は3色以上有彩色を足すと濁った色~無彩色グレーになり
やすいですが顔料は多色使いしてもそこまで色味が落ちないの
で色の組み合わせを考えるだけでも楽しいんですよね。
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カラーマッチング
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