(MMDEffect:Color_WireFrameSimple(create by mo_sama))
あるかなきかの風の如くといったカンジでほんの少しだけ線
や塗りを置いたりしてMMD静止画を作ってます。
ここ最近のマイテーマですね。
多分原寸大じゃないと視認出来ないと思いますがどこまでも
小さくそして究極にシェイプされたディティールを得たい気
持ちを強く持ってます。
前回紹介しております「後ろ髪を利用して前髪の影が作れそ
う」だという気付きと作り方をもとにMMDで前髪の影を作っ
てみました。
他と区別がつきやすいように後ろ髪の材質から作った影は
ピンクでカラーリングしてあります。
(輪郭線のピンクは前髪影ではないです。眉の上に影が出て
ないのはレイヤーの順番によるので出そうと思えば出せます。)
使っているのが後ろ髪(襟足あたり)なので当然といえば当然
前髪のカタチと異なりますが揃ってないコトで逆に毛先の動
きを静止画の中で視覚的に見せてるとも言えそうです。
このなんちゃって前髪影の利点はちゃんと前髪の下から影が
落ちてる為それほどヘンにカンジないところです。
このくらいバラけてるほうが揃いすぎなくて適度なランダム
さでより手描きの2D画らしくなる気がしますね。
MMDモデルさんによりますがPMXエディタで材質タブにある
後髪を上に持ち上げた改変モデルを作成しておくと前髪の位置
に合わせやすくなります。
MMDでさきほどの改変モデルを読み込みMMDエフェクトの
o_postKeying.x(おたもん様作)も読み込んでおきます。
MMEffectメニューのエフェクトファイル割当からモデルを
サブセット展開後に顔と髪以外の材質のチェックを外し、
KeyingMapRTタブでは髪以外のチェックを外したら上の画像
のように前髪の下から覗く後ろ髪に顔材質の色が乗るのでこれ
で出力して画像編集ソフトで乗算モードでレイヤー合成すると
いいと思います。
(乗算モード以外にする場合は白い部分を選択削除しましょう。)