画像編集ソフトのレイヤー機能を使い、用意したMMD素材画像
を合成して静止画1枚を作る工程を少しでも多くの方に知っても
らえたらいいなという思いから体験企画を考えてみました。
題して..○○。MMD静止画を作ってみよう!。○○
今回は実際に使用したNo.1から55までの全ての素材画像を配布
します。
同じレイヤーモード(通常や乗算など)の画像はまとめてあります
からお渡しするのは5枚だけ。
(前回記事で紹介したNo.51から55も1枚に入ってます。)
(素材画像)
→画像の上で右クリックして保存
No.1-14
No.15-26
No.27-38
No.39-50
No.51-55
素材画像というのはMMDから画像出力したもののコトを指します。
いくつかのエフェクトをMMDに読み込んだりは普通に行うかと思
いますが材質毎に細分化してハイライトや影、半透明効果などを
調節したい場合は単体のMMDファイルで作業するより画像編集ソ
フトのレイヤー階層を利用したほうがやりやすい面もありました。
使う素材はMMDで調達するので頑張ればMMD内で作れるかもし
れません。自分はPC負荷とメモリ不足の関係で今の環境ではムリ
でしょうね。
実際には55のMMDファイルから画像出力した素材をひとつずつ
レイヤー合成するところをバッサリとショートカットしたので上
の5枚で出来ちゃいます。
画像サイズ1280x720pixel、No.1-14だけJPG形式であとはPNG
形式です。
(素材の種類)
・No.1-14 :線画(エッジ)素材
・No.15-26:ハイライト素材
・No.27-38:影、ボカシ素材
・No.39-50:ベース、ボカシ素材
・No.51-55:半透明素材
(素材作成に使用したもの)
・(自作)MMDモデル
・(配布されている)MMDエフェクト/シェーダー(前回記事参照)
・(自作)シェーダープリセット
・改変モデル(テクスチャやスフィア改変含む)
→モデル改変やテクスチャ・スフィア描きは使うモデルさん毎に
用意する必要があります。シェーダープリセットは現在未配布。
(画像編集ソフトで行うコト)
・5枚の素材画像を画像編集ソフトのレイヤーに読み込む。
・素材画像レイヤーの順番をNo.1-14を1番上に後は順番に並べて
No.51-55が1番下にくるようにしたら下記のようにレイヤーモード
を変更すれば完成。
・No.1-14 →レイヤーモード:乗算、不透明度:100%
・No.15-26→レイヤーモード:加算、不透明度:100%
・No.27-38→レイヤーモード:通常、不透明度:100%
・No.39-50→レイヤーモード:通常、不透明度:100%
・No.51-55→レイヤーモード:通常、不透明度:100%
(完成した静止画)
レイヤーの並び順やモードが違うと仕上がりも変わると思います。
線画をハイライトの下にするとせっかくキレイな線が白飛びした
り破線化する可能性があるので基本的な並びは(下から)半透明-
ベース-ボカシ-影-ハイライト-エッジにするケースが多いですが
それにこだわらず目立たせたいものがあれば上のレイヤーに置く
でOKですよ。
完成させた後の再加工もよければ試してみてください。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。