MMD静止画今日の1枚
~全体の印象がフラット気味になるよう意識して影をこれ以上
増やすコトなく髪の輪郭線を影の代用にしています。
ライン状のハイライトはより線細に改良しシルエット周りの半
透明部分は白を減らして元の色より薄い色と分かるようにしま
した。テーマはゴツさや怖さを出さないソフトイメージ路線です。
(使用素材数:61)
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(半透明/透け感の作り方)
逆光が当たるモデル外周の色が白だとあまり半透明や透け感
ぽく見えない気がしていったん白飛びさせた後また着色する
工程に変更しています。
材質の一部をうっすら色残りに見せるのってMMDエフェクト
で1度に行えたかもしれませんが、今回は単に上から色を重ね
るだけで済ませてしまいました。
手間だったのはレイヤーの前後関係を間違えないで新規レイ
ヤーを追加するコトくらいですね。
お肌とか元が淡い色の材質は白を減らすとコントラストが下
がって見た目よりやさしい印象に持っていけると思います。
使える色幅はどんどん狭くなりますがココから先は自分の目
を頼りに調節してく感じではないでしょうか。
(半透明用素材と再着色用素材の例)
上の画像(左)半透明素材の上に(右)再着色用素材をレイヤーで
重ねて通常モード・不透明度20%で合成するだけOK。
素材はMMDの中で強めにボカシ効果を適用してあります。
(顔用素材※ハイライト・影・ポイントカラー除く)
使用MMDエフェクト
・ボカシ効果:PowerGaussian(針金P様作)
・疑似レイヤー効果:M4Layer(ミーフォ茜様作)
・逆光効果:PostRimLighting(ミーフォ茜様作)
・発光効果:AutoLuminousBasic(そぼろ様作)
・材質切り抜き:o_postKeying(おたもん様作)
参考までに顔用素材を載せておきますね。
黒塗りはレイヤー加算モードで合成してあとは通常モードで不透
明度を下げてそれぞれ合成しています。
PowerGaussianのSi値100、PostRimLightingのSi値4
素材合成の場合、1枚の素材画像は難易度の低めのなんてコトな
いものばかりで個々の役割はMMD1ファイル完結に比べると1/60
くらい、それだけ細分化されてるとも言えますね。