作成環境が可能であれば1枚の静止画を作る場合にも複数の
候補の中から選ぶと自分の見る目が鍛えられていいと思い
ますよ。
例えば影色の濃さを少しずつ変えてどれが1番しっくり来るか
を見比べてみる。とか俯瞰でほぼ同じにしか見えない微妙な色
の変化を見分ける訓練にはもってこいです。
オンリーワンの1枚だといくら頭のなかでシミュレーションして
も上の画像のように現物で比較する作業が丸ごと抜けるのでちょ
っともったいない感じはしますね。
「どれか1番を選べ」と言われても実際選ぶのは悩みます。
そうやって悩んでいるうちに「この色合いの時は影色を薄く」と
情報が蓄積されて選びやすくなったり、ほんの僅かの色の違いに
敏感になれます。
色感度を上げるコトを自分の作ったもので行えば作品の色のコン
トロールも容易になってくるといいですね。
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以前MMDの表示サイズ(出力画面サイズ)を8Kの幅7680、高さ
4320に変更したとお話しました。
それまで4Kの幅3840、高さ2160だったのですが表示サイズを
大きくするとMMDエフェクトを複数適用するのが難しくなります。
重いと言われるエフェクトは単体で使えないものも出てきました。
エッジ描画エフェクトCroquis改などはダメでしたね。
よく使わせてもらっていたのでわりとショック..
8Kサイズにもなると画像1枚で10MB超、これを20~30枚用意し
て合成作業だからそれなりに負荷もかかってる。
MMDエフェクトはそういうワケで余程のコトがない限り複数使
用の込み入った適用はあまりやらなさそうです。
必要が出てきたらサイズダウンして4Kで行う手もありますが4
Kの時もエフェクトの数はそう多く積めなかったハズなのでその
時になったら考えますね。
制限があるから出来ないと考えるのを止めるのはカンタン。
与えられた状況で可能なコトを探すほうに振り向けたら意外と
道は拓ける。
軽いシェーダーを使ってみるとか今まで注目してなかった所に
ヒントが隠されてるかもしれないので広く興味を持って物事を
捉えるようにしたいです。