高画質の代名詞として浸透してきた4K画質3840x2160pixel
今回紹介するのはその2倍にあたる8K画質の7680x4320pixel
となります。
既に4Kサイズで作成していたMMD静止画で8Kに挑戦しました。
8Kを出力するのに必要なのはPCのビデオカードを含めたマシ
ンパワー、スペックの高さです。
ひとつのMMDファイルに複数のエフェクトを適用して8K出力
は重いエフェクトの場合動作停止を起こす可能性がありますね。
ExcellentShadowやAutoLuminous、エッジ描画エフェクト等
よく使われているものも結構重かったりするのでMMDから最終
出力はすべてOKとは行かないと思います。
例えば高品位シェーダーのN3+CShaderはN3+CShader単体
のみで同梱の他エフェクトは全部外してようやく出力出来たよ
うな状態でした。
勿論PCスペックによっては多少のエフェクト程度ではビクとも
しないでしょうが、それでもさすがに動画出力はまだ現実的で
はない感触を受けてます。
どうして8K出力したいのか、理由はツイッターの画質にありま
してズームアップした大きなサイズの画像をツイッターに投稿
するとわりとアラが目立ちます。
MMDを見慣れてると気にならなくても通常のイラストも多く
投稿されてるツイッターのタイムライン上ではやはり見劣り
しかねません。
これに関しては以前から納得しきれないものを抱えてて如何にベ
ストコンディションでお見せするか方法を考えてました。
MMDの画質の粗さは縮小してしまえば隠せますから4Kだったも
のを2倍の8Kにしてその分縮小かけてしまえば多少なりともキレ
イに見えるハズですが実際の所を知りたいですよね。
(4Kと8Kの比較)
MMDにモデルを読み込みエフェクト使用無しでそれぞれ表示-
出力画面サイズを4K:幅3840、高さ2160と8K:幅7680、高さ
4320でPNG形式で画像出力したものを縮小幅を変えるコトで
同じ画像サイズとして比較してます。
(出力画像のサイズ容量)
・4K 3.68MB
・8K 11.0MB
→エフェクト無しで8Kのほうは10MB超え、ちなみに複数の
素材を合成して作った静止画は11.9MB。
容量アップが3倍にもなるとハードディスクがすぐにいっぱい
になりそう。取り回しはやはり重いですね。
高精密カメラ撮影とかではないので単純に出力サイズが倍にな
ったくらいしか違いはありませんが8Kのインパクトほど画質が
上がったかと問われればこの単純比較ではよく分からないと答え
るしかなさそう..まあこんなものかな。
試しに今回の8K静止画(冒頭)をツイッターにアップして確認す
るとエッジ(輪郭線)が前よりなめらかになった気はしました。
これまで以上に使うMMDエフェクトを厳選する必要も出るし
画像出力なのにやたらと時間もかかりますが使えると分かった
だけでも収穫ありましたね。