用紙に手描きしてた頃と違ってデジタル化された画像であれば好き
なだけ拡大して見るコトが可能になりました。
MMD静止画に関して言うと実際の線画を間近で見てもそれほどキ
レイではありません。
それでも3280x2160ピクセルなどサイズを大きくしてその分縮小
をかければそれなりに良く見えると思います。
複雑な色使いや高質感なのでどうやってるか知りたい、そんな時は
試しに画像を拡大して観察してみるのもいいかもしれません。
キラキラ輝いてる部分は発光色ではなく実は白が使われてるだけな
んだと確かめられたら自分でも作ってみるとかいくらでも吸収出来
そうですよね。
(髪の毛スフィアの例)
上の3枚の髪の毛用の加算スフィアの画像を見て(右)画像より(中)や
(左)の画像のほうが立体的なツヤ感が出てると思いませんか。
使っているのは黒と白と中間色のグレーだけですが組み合わせてう
まく噛み合う地点を探し当てたらそれまで無反応だったのに突然画
像が輝き出したように感じられます。
作る上でのポイントは「輝いて見える丁度良い地点を見分ける目」
これだけ。
別にスフィア作成に限らず茶髪をシェーダーで金髪にしたい時も
金髪に見える絶妙な地点を自分で見つけるコトになりますから、
ある程度自分で色の成り立ちを解明しておくとベース色、ハイラ
イト、影すべてコントロール下に置けると思いますよ。
ひとつ上のステップに上がったらそこで鍛錬を積んでまたその上
にステップアップしていく。
上に行くほどそれまで見えなかった新しい風景が広がってます。
少し意識するだけでも変われるのでぜひ実感してもらいたいです。