今回はMMD静止画を作るの為のニッチな用途で使うシェーダー
について紹介したいと思います。
このシェーダーは配布されているものではなくシェーダープ
リセット作成ツールAlternativeFull(作者less様)を利用して
好きな設定で作りました。
なので中には配布されているものと変わらないシェーダーが
あるかもしれません。
汎用性があるかどうかアヤシイ、なんだかやたらと限定され
た使い途になりそうですが影やハイライトの出方は結構いじ
ってるのでよければ少しご覧になってみて下さい。
(シェーダー作成例)
上の画像1番上の左はシェーダーなしの元画像です。
あとはMMEfectのエフェクト割り当てのMainタブでモデル
の全ての材質にシェーダーを適用しておりMMD照明操作の
XYZ値は初期設定のままといった状態で画像出力しました。
一部似通ったシェーダーもこの中に混じっているのでだい
たい20種類くらいのバリエーションじゃないかと思います。
シェーダーは大まかに言うと影やハイライトを出す目的のト
ゥーンシェーダーと線描画を目的とするエッジ描画用シェー
ダー分かれます。
実際の静止画作成工程においてはモデル材質テクスチャの色
情報を抜いた白一色の改変モデルに上記シェーダーを適用す
る場合がある、MMD内で完結させずに素材出力して画像編集
ソフトでレイヤー合成を行うといった使い方がメイン。..と
いう感じで自分のやり方は一般的なMMDの使用方法からは外
れているところもありますが普通に適用して使えなくもない
と思いますよ。
記事の冒頭の静止画は以下のMMD素材を組み合わせて完成さ
せてます。
(静止画作成に使用した画像素材)
要はモデル全体に影やハイライトをつけるのではなく髪なら
髪だけ、衣装はこのハイライト、と細分化して使い分ける用
のシェーダーというコトになりますね。
トゥーンシェーダーの影やハイライトの出方はMMD照明操作
XYZ値で決まります。
通常はMMDで2つ以上の照明操作をコントロールしないので
こうしてMMDファイルごとに照明操作を調節したほうが手っ
取り早いかなと思いました。
今回は作ったシェーダープリセットを見ていただいたので次
はシェーダーの用途について補足説明する予定です。
ニッチなシェーダーですがもし使ってもらえるのなら配布し
てみようかなーと少し考えてます。