MMD静止画を作る時に単独要素の表現でおしまいにした
くないと言っていた理由は前回記事で書いた意外性の無
さの他に「MMDエフェクトの表現が完璧過ぎて」という
また別の理由もありました。
スーパーモデルを見て「なんて親しみやすいんだ」と思い
づらいのと同じで非の打ち所が無い対象物には気持ちが少
し距離を置こうとする、一見してドールやアンドロイドと
分かれば一般的な感覚では好きなキャラクターに比べ気持
ちがそう動かないのではないかと思います。
それでMMDエフェクトはまず間違いなく100%仕事をして
くれるのでお任せにしておくとたまに取り付く島もない位
整いすぎてそれが逆に違和感の元になり、親しみやすさも
薄れる気がしてそういう時は敢えて崩しやランダム、不均
一な要素を放り込んだりと余計なコトしてますね。
ただの思いこみかもしれませんが表現において単一で極端
なのはどこかバランスを欠いてるからではないかと考えな
いでもないです。
インパクトを出すには良い方法でもあるので使い方次第で
しょうが「やっぱりキレイなお肌にしてあげたい!」に結果
行き着く自分としてはどちらを取るかしょちゅう悩むし、
悩んだ挙句どっちつかずになるコトもよくあります。
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WEB上の画像は余程のコトがない限り原寸大で眺めるなんて
されないと分かっていても作る場合は微妙な色の変化を出す
のに気が済むまでトライ&エラーを行ってましてそれ用のテ
クスチャやスフィア、トゥーンシェーダープリセットも次第
に数が増えてきました。
せっかくなので次回いくつか紹介させてもらいますね。
この1、2週間はトゥーンシェーダーをあれやこれや試して
面白い効果が出てるんじゃないかと思います。