ドット柄パターンをMMDで影色テクスチャとして使用する
方法について説明します。
使うエフェクトは『シャドウが落ちたところにのみ絵をマップ
するエフェクト』ShadowOnlyMap(Caeru様)になります。
今回の作業前にフォルダごとコピーしておき、コピーの方を
用います。
.v. .v.v. .v.v. .v.v. .v.v. .v.v. .v.v. .v.v. .v.v. .v.v. .v.v. .v.v. .v.v. .v.v. .v.
..【ドット柄シャドウエフェクト適用方法】..
...>使うもの
・『シャドウが落ちたところにのみ絵をマップするエフェクト』ShadowOnlyMap(Caeru様)
・ドット図柄画像
...>適用方法
・ShadowOnlyMapフォルダのimage.pngファイル
をドット図柄画像と差し替える。
ShadowOnlyMap.fxエフェクトファイルを開いて
画像サイズ指定を書き換えたら上書き保存しておく。
MMDを起動しMMDモデルを読み込んだら他の
エフェクトを適用してからShadowOnlyMap.xを
読み込むと影の落ちる部分にドット柄が描画される。
...>手順説明
.v.. image.pngファイル差し替え ..v.
コピーしたShadowOnlyMapフォルダにあるimage.png
ファイルをドット図柄画像に差し替えます。
差し替えたらimage.pngファイルの上で右クリックして
[プロパティ]の詳細タブを見てイメージの大きさ(幅、高さ)
を確認しておきます。
.v.. image.pngファイルプロパティ ..v.
ドット図柄画像サイズによって表示されるドットの大きさが
変わってきます。
1920x1080サイズであればかなり小さなドット点が表現
出来ますが、初期設定の400×200のままだとドット点が
あまり小さく出来ません。
その為、ShadowOnlyMap.fxエフェクトファイルの書き
換えを行い、1920x1080サイズで表示されるようにします。
.v.. ShadowOnlyMap.fxエフェクトファイル ..v.
Windows付属のメモ帳などでShadowOnlyMap.fx
エフェクトファイルを開いて9行目の記述を変更します。
float2 texSize = float2( 400, 200 );
↓
float2 texSize = float2( 1920, 1080 );
終わったら上書き保存してエフェクト使用準備が
整いました。
.v.. MMD ..v.
エフェクトShadowOnlyMap.x適用前にMMDモデルと
他のエフェクトを読み込んでおきます。
エフェクトShadowOnlyMap.xはポストエフェクトでは
ありませんのでエフェクト適用順によっては効果が
表示されない場合がある為、なるべく順番は最後の方に
して読み込んだほうがいいかもしれません。
特に光や影表示に関わるエフェクト類、影のギザギザを
滑らかにするExcellentShadowや発光・照明エフェクト
AutoLuminous、SpotLightなどはダイレクトに影響し
ます。
ExcellentShadow系統との併用は難しいかもです。
.v.. ShadowOnlyMap.x読み込み ..v.
ドット柄シャドウはMMD標準影と同じでMMDの画面下
にある「照明操作」で影の落ち方をコントロールします。
その他に「セルフ影操作」の影範囲で影を減らす事が
出来ます。
画面右上の「美影」をオンにした場合は、影表示が
ある程度消えてしまうようです。
.v.. 「美影」オン ..v.
顔全体にあった薄い色のドットが消えてしまいました。
ドット柄はこの段階では色濃く見えてますが、追加照明
エフェクトを足していにつれ薄くなります。
.v.. 照明エフェクト追加 ..v.
ドット影に少し色付けしたい時は、直接ドット図柄画像に
着色してもいいですが 「グラデーションフィルタエフェクト」
(わたり様)加算合成でも上の画像のように色がついた
感じに出来ます。
説明はこれで以上です。
ドット柄シャドウを何日か使ってみてグラデーションが
わりと質感良く見えるところとか気に入ったので今後も
使っていきたいと思いました。
〇 ポリめりminiコーナー 〇
.v.. 今日の画像 ..v.
よく見ると影にドット柄がついてる、くらい控えめにしておく
のも面白いかなと思いますね。