輪郭線のような1本の線で表されるエッジ(境界線)の
他に線より広い面に対してディティールを出すエッ
ジ表現もあります。
境界部分を広く描画するなんて通常の影表示とあま
り違いがない気もしますね。
多分大きな括りでは同じだと思うのですが今回は広い
範囲のエッジ描画が出来そうなエフェクトを紹介します。
・postColorFFTCutOut(作者:rn9dfj3様)
このエフェクトは上の画像のように布地の柄など細か
い部分のエッジも描画してくれますので色階調を明確
にクッキリさせたい時に活躍してくれそうです。
(postColorFFTCutOutの使い方)
1.postColorFFTCutOut.xとcolorFFTCutOutContro
ller.pmxをMMD画面内にドラッグ&ドロップして読み
込む。画面がいったん真っ黒になります。
(足下のブロックはモデル操作の表示チェックを外す
と消えます。)
2.MMDモデル編集モードで表情操作から設定を行う。
(表情操作設定内容)
まゆ
・White_Red、White_Green、White_Blueを0から
1に変更。
その他
・Thresholdを動かして良いと思った所で止めて登録。
3.元のモデルと合成したい場合はリップのLerpRatio
のスライダーを動かす。
表示したくない部位についてはお手軽キーイングエ
フェクト(作者:おたもん様)などで表示OFFにする。
エフェクトpostColorFFTCutOutで地の模様を強調
してみたり使い方次第で面白い効果が作れるのでは
ないかと思いました。
こういったディティール描画系は質感アップで使え
そうな所がいいですね。