MMDでエフェクトや照明効果を適用して
いると色みが濃いなあとか逆に明るすぎ
て白っぽくなってるとか材質によってバ
ラつきが出たりしますよね。
元の色が濃いものは濃くなり過ぎて薄いと
白飛びしやすいのでそれが混在していると
1つのエフェクトだけでバランス良く仕上
げるより材質毎に他のエフェクトで調節し
たほうがやりやすいかもしれません。
色の濃度調節は自分の場合M4Layerを使う
コトが多いです。
ある程度機能の揃ったペイントソフトで使
えるレイヤー合成モードの「乗算」「オー
バーレイ」「加算」「スクリーン」と似た
働きをMMD上で可能にするM4Layerですが
ポイントは材質毎にON/OFFを切り替えら
れる点だと思います。
M4Layerは使う前にフォルダに入っている
「M4Layer.fx」ファイルをメモ帳などで開
いて合成モードを指定しておく必要があり
ます。
その都度モードを選ぶのは手間なのでM4L
ayerフォルダを幾つかコピーし各モードを
割り振っておくと便利ですよ。
(M4Layerのフォルダ分けとモードの種類)
20種類あるモードでどれを使えばいいのか
迷う時は色を濃くするなら「3:乗算」色を
明るくするなら「4:スクリーン」をオススメ
します。
色の好みもありますので1度見比べておくの
も手かと思います。
MMDにM4Layerを読み込むと指定されたモ
ードが全体に適用されるので適用しない材質
があればMMDの右上にあるMMEffectメニュー
のエフェクト割当で個別に設定を行ってくだ
さい。
M4Layerの効果を非適用にするにはエフ
ェクト割り当ての「LayerMaskRT」タブ
でモデルファイル名を右クリックしてサ
ブセット展開で材質一覧を出しその中か
らOFFにしたい材質をクリックしてファ
イル選択ボタンを押し「InvisibleMask
.fx」を開けば非適用に出来ます。
そしてM4Layerの効果はMMDアクセサリ
操作で「M4Layer.x」を表示してSi値1.0
を変更すれば強さを変えられますよ。
「4:スクリーン」モードを瞳に適用すれ
ばそれだけで目が輝いているように見え
るので発光エフェクトAutoLuminousの
代わりになりそうです。