MMDモデル完成まであと少し、と分かっ
ていてもさすがに60000頂点ともなると
思いもよらないところから修正の必要が
出てきて肝心の肩周りのウエイト修正に
たどり着けないなんてコトがよくありま
す。
初めての作業経験だったので既に終わっ
た箇所は未熟な状態でよく知らずに「と
りあえず」こなしてるとやっぱりダメだ
ったんだとこの時点で答え合わせしてる
ようなものですね。
ゼロからスタートして実践で覚えて多少
マシになり最初に戻ってリトライする。
モデリングの時からそうでしたが後から
手を加えた回数と費やした時間だけであ
と数体モデリング出来たんじゃないかっ
てくらい触り倒してます。
基本造形はそれほど変化してないのに見
た目はかなり違ってきてると思います。
実作業工程は論理的に進めたほうが合理
的でミスも少ないでしょう。
それはそれとしてモデルの見た目は工業
製品の作り方ではなく「より見栄え良く」
するエッセンスを合理的な考えから離れて
追求する必要があるのではないでしょうか。
そういったブラッシュアップの時間も自分
は重要視していつも念頭に置いて作業して
ました。
モデリングの時に下絵通りに形を捉えて
そのままで耳目を惹きつけるような美麗
な造形が出来るのか、ただ美しいだけで
感動を与えられないのもイヤと注文が多
かったせいで時間はかかりましたけど
宿題を早く終わらせたいがための機械的
作業に終始するようなコトはなかったと
思います。
表現者の端くれの矜持は例え僅かで
も保持しておかないとただ作ってるで
人の心を動かせますかって自問したく
なりますね。
、、、こうして厳しめの課題を常に投
げかけていれば結果実現しなくても課
題がクリア出来なくて苦し紛れになっ
た最中とかに何か引っかかるものが得
られたりするんですよ。
「エフェクト入れて作ろう」と普通に
作業しててもあまりそういった気付き
に出会えないかなって気はします。
なので少しハードルの高い課題を設定
したり、問題意識を持つ、常に批判的
な意見を述べる裏の自分を登場させる、
などあまり歓迎されない抵抗勢力がい
るといいかもしれません。