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Channel: ポリめりMMD
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カナちゃんをGIMPでMMD画像を加工してみる

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mmd_cana703.png



MMDで作って出力した画像にひと手間加え

て質感をアップさせてみましょう。

今回の画像加工で使うのは画像編集ソフト

GIMPです。

(Photoshopでも同じことが出来ます。)

<<MMD画像の加工方法>>

<使用ツール>

・GIMP

<適用するエフェクト効果>

・色調補正/レベル

・ガウスぼかし

<作業工程>

1.GIMPでMMD画像を開く

2.レイヤー複製し合成モード:乗算

3.レイヤー複製し色調補正/レベル適用

4.ガウスぼかし適用

5.合成モード:加算、不透明度50.0に変更

6. ファイル/エクスポートメニューで画像保存

<手順説明>

1.GIMPでMMD画像を開く



mmd_cana703_2.png



GIMPを起動したらGIMPのウインドウに

画像をドラッグ&ドロップして読み込みます。

2.レイヤー複製し合成モード:乗算



mmd_cana703_3.png



読み込んだ画像のレイヤーの上で右クリック

しレイヤーを複製を選んでコピーレイヤーを

作ったらモードを通常から乗算に変更します。

すると上の画像のように色が全体的に少し

濃くなりました。


次の工程から質感を良くする作業に入ります。

3.レイヤー複製し色調補正/レベル適用



mmd_cana703_4.png



レベル補正の作業中は画像の見た目が

けっこう変わりますが後で不透明度を

下げて合成するので心配ありません。

さきほど乗算モードにしたレイヤーとは

別のレイヤーで加工作業を行うので

元画像のレイヤーを複製してください。

それから色/レベルを開き入力レベル

の▲△をそれぞれ左や右に動かします。

だいたいのところでいいのでOKボタン

を押して加工を確定します。

この加工で明るい部分と暗い部分の

メリハリがつきました。

次の手順でボカシ効果を加えてから加算

合成にするとモデルが光り輝くような効果

が作れます。

あと少しで完成です。

4.ガウスぼかし適用



mmd_cana703_5.png



レベル補正加工したレイヤーでそのまま

作業してください。

フィルター/ぼかし/ガウスぼかしを選択

ぼかし半径は水平と垂直ともに50.0

にしてOKボタンを押します。

画像がぼやけました。

この画像を加算モードにして不透明度を

下げれば完成です。

5.合成モード:加算、不透明度50.0に変更



mmd_cana703_6.png



レベル補正とガウスぼかし効果を適用した

レイヤーを通常から加算モードに変え不透

明度50.0にすると元の画像と乗算モード

の画像と合成され明るい発色に変化した

と思います。

これで加工作業は終了なので完成画像を

出力しましょう。

6. ファイル/エクスポートメニューで画像保存



mmd_cana703_7.png



ファイル/名前を付けてエクスポートを選び

ファイル名の拡張子を.pngにして保存

すれば完成画像が出来てると思います。

(GIMPで加工した画像)



mmd_cana703gmpb.png



今回の手順には載せてませんがMMD画像

で影用素材を1つ追加して影を付けました。

これで手順説明は以上です。

..(おまけ)..

GIMPで行った加工をAfter Effectsで

行うとどういった仕上がりになるのか少し

気になったので試してます。

.(AE作業画面).




mmd_cana703_8.png



ちょっと見ただけでもGIMPとは違う仕上がり

だと分かりますね。

なかなか面白い結果になりました。

.(完成画像).



mmd_cana7030_0_0604.png



もっと詳しく手順が知りたい場合はコメント

などでお知らせくださいね。



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