『アニメ風画像』にMMDエフェクト
効果を合成して表現のバリエー
ションを増やして行こうという
試みです。
例えばMMDエフェクトの逆光
照り返しリムライト効果を適用
した画像合成用素材を作ります。
(MMD:リムライト効果)
MMD画面上ではリムライト効果
適用でモデルシルエット部分に
白とピンクのフチ取りがされてます。
コチラを素材として合成すると
結果は以下のようになります。
(MMDリムライト効果を合成)
レイヤー合成モードにもより
ますが[通常]または[比較
(明)]モード、不透明度60%
で合成するとモデルの髪や
衣装の外周にうっすらと白
やピンクが残ってました。
合成結果に一応反映されて
るとは言え リムライト効果が
どうも弱いのでモデルの
外側を光らせる別の方法
もトライしてみます。
強く光らせたい時は合成
方法を[加算]モードにして
光らない部分は黒く塗りつ
ぶしておいたほうがよい為
それ用の素材作成を行い
ます。
(MMD:単色シェーダー適用)
上の画像について説明すると
白またはピンクが[加算]合成
で光る部分となってます。
MMDで[加算]合成用素材を
用意するにあたり髪の毛の
フチは縁取りエフェクトでも
いいですし、PMXエディタで
材質タブのエッジ(輪郭)
サイズ2.0、色は白でも作れ
ます。
黒塗りの画像だけ眺めても
合成結果がすぐにピンと来
ませんが結果こうなりました。
([加算]合成用素材を使った例)
髪の毛のフチと顔色が
白色がかって明るくなっ
たのが分かります。
[加算]合成用素材を作る
場合のポイントは影の形
に白やピンクを塗らない
事です。
そうすると影色はそのま
まで明るい部分がより明
るく光り輝いて見えます。
([加算]合成用素材を使った例:その2)
[加算]モードにエフェクト:
グロー効果を足せばより
輝きを増して発光します。
(エフェクト:グロー効果適用画面)
MMDで素材を用意してそれ
を合成するやり方はAE(Aft
er Effects)でイチからエフェ
クト効果を設定するより手間が
かかりません。
今回のリムライト効果もAE
で全て作成するとなると結構
複雑な事になりそうですが
その点MMDであればモデ
ル形状に沿ったエフェクト
適用がカンタンに出来るの
でもっと活用していけると
いいなと思ってます。