MMD画像を作る時にある程度
集中して作業するとどうしても
視野が狭まってしまいがちです。
もう少し気持ちに余裕を持って
客観的に眺める視点が必要
だなといつも思ってますが、
作業に入るとつい忘れてし
まうのでせめて作業終わり
にでもそう出来ないかなと
考えました。
客観的な視点を持つ事を作業
工程に組み入れてしまえば
いいんじゃないかと言う事で
実際の作業の流れを書き出
してみようと思います。
作り始めの段階は特に最終形の
イメージを固定せずにMMDエフェ
クトを1つずつ入れながら効果の
出具合や画面表示を見ていき
徐々に最終形の画調が決まる
カンジで作業する事が多いです。
それほど微調整を必要としない
髪質を最初に作り上げてから
顔肌や目元など他のパーツに
移ります。
次の作業で顔肌と目元がクッキリ
表示されるようシェーダーを適用
しました。
シェーダーよりも色ずれエフェクト
で輪郭線付近にハミ出した色
の方が見た目に影響するので
その辺を調整します。
完成したのがコチラの画像です。
モデルのシルエットや輪郭線に
黒線を入れて見やすくする事と
目の明るい部分を強調する事
を意識して仕上げました。
いったん完成した状態で
今度はカメラ角度を変えて
見え方のチェックを行います。
色んな角度から眺めていると
他にも良いアングルが見つか
ったりしますし、じっくり見て
いくうちに新しい発想が浮か
ぶ事もあります。完成後に別アングルの画像
を作るカタチになりますが、
これで多少は客観的な視点
で見る機会は作れるかなと
思います。