MMD静止画にPhotoshopで髪の毛テクスチャを
貼ってみる方法について少し補足しておきます。
(髪の毛テクスチャを貼ってみたところ)
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基本はモデルのヘアスタイルに合わせて髪の毛の
流れを沿わせるように形を整えますが、髪が直線に
見えてしまってる部分についてはテクスチャは直線
に合わせずにカーブ形状を作ると説明しました。
髪の流れに沿わせたり、場合によって沿わせなかっ
たりするとややこしくなるのでどんなヘアスタイルにも
使える1つの方法を考えたので今回はその方法で
作業してみたいと思います。
((改)髪の毛テクスチャの貼り付け方法)
・モデルの髪束の大まかな流れに合わせて全ての
テクスチャがカーブ形状になるように貼り付ける。
新しい方法と言っても前に説明した手順とあまり
変わらないのですが、髪の毛テクスチャをカーブ状に
変形させる時に見るべきポイントだけ抑えておけば
大丈夫です。
(貼り付ける前のチェック)
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モデルの髪が直線に近いところがないか貼り付け前に
確認しておきます。
このモデルの場合は2ヶ所見つかりました。
(モデルのヘアスタイルに合わせて貼り付けた例)
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髪の流れに沿わせたと言っても直線に合わせてしまうと
髪の毛の盛り上がり部分の立体感がなくぴったり肌に
張り付いてるみたいになっていて、本来自由に動いてる
ハズの髪の毛に定規で引いたような直線が見えるのも
なんだか違和感があります。
次からは髪の毛テクスチャの貼り付け手順の説明です。
(貼り付け用テクスチャは長めに取る)
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直線のテクスチャをカーブ状に変形させるので長めに
切り取っておきます。横幅も大きくしておきます。
(テクスチャの配置)
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髪の毛テクスチャのレイヤーをクリックしてから移動ツールで
モデルの髪束の上まで動かして編集メニューの変形/回転
で角度を合わせてそのまま編集メニューの変形/ワープを
選びます。
(ワープ変形のポイント)
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髪束をタテに3分割して上/中/下それぞれの
ブロックごとにラインがカーブしているか見ながら
ワープで変形させていきます。
最初にチェックした髪束の右側や下の部分は
意識してカーブをきつめに作っておきます。
元のヘアスタイルが直線に近いのでゆるい
カーブだと髪型に負けて直線に見えてしまいます。
髪の毛テクスチャを長めに取ったのはカーブ
形状を作る為でした。
まんべんなくどの部分もしっかりカーブになるように
調整したらEnterキーを押して確定させます。
(ワープ変形の細かい手順は前の記事を参照)
(仕上がり例)
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元のヘアスタイルとカーブの向きは合ってますが、
髪の毛の流れになるテクスチャのカーブの加減は
結構違ってます。
ただそうする事でパッと見では直線になってるより
自然なヘアスタイルが演出出来てるのではないかと
思います。
次回は髪の毛テクスチャのバリエーションについて
幾つか作る予定です。