前回2D画像を3Dメガネで立体的に見せる為のアナグリフ
画像をPhotoshopで作りました。
(アナグリフ風画像)
アナグリフ風画像に加工すると上の画像の丸囲み
部分のように赤とシアンの色ずれ部分が表示された
画像になります。
なぜアナグリフ風画像を作ったかと言うと立体感表現
をつけ加える事でMMD画像が高画質画像に近付く
んじゃないかと思ったからです。
背景やステージをアナグリフ加工するとリアルさが
出るような気がするのでしばらく使ってみようと
考えてます。
MMDのエフェクトのColorShift(そぼろ様)はRGBの
3色ですが、見た目的には近い感じです。
作り方は左目用画像と右目用画像を用意して左目用
画像の彩度を下げてからチャンネルタブのレッドをコピー
しておき右目用画像の彩度を下げてチャンネルタブの
レッドにペーストすると出来ます。(前回記事参照)
(左目用画像と右目用画像は簡易的に元画像を左目用
にして右に4mmずらしたものを右目用として代用して
作ってます。)
前回紹介した作業内容について補足があります。
チャンネルタブで左目用画像のレッドをペーストする
時の事です。
(ペースト位置がズレた例)
背景ナシでモデルだけ読み込んだ場合などペーストされた
場所が元の位置にならない場合があります。
その時は左目用画像に合わせるように移動ツールで動か
しておきます。
右目用画像を簡易的に作る時に移動ツールで右に移動
ではなく変形メニューの回転を使うとモデルの顔部分の
色ずれが抑えられます。
(移動ツールの代わりに回転を選ぶ)
元画像のレイヤー0を右クリックメニューのレイヤーの複製
でレイヤー0のコピーを作ったら選択状態にします。
編集メニューの変形/回転を選びます。
(回転軸の移動)
画面中央にある小さなマークをドラッグしてモデルの
顔の中心に移動します。
モデルの顔を軸に回転するのでズレ幅が小さくなる
わけです。
(ドラッグして回転)
←→矢印をドラッグして少しズレさせたら確定のEnter
キーを押して確定させます。
この回転を加えた画像を右目用画像として作れば
一番上のアナグリフ風画像のように顔部分の色ずれが
目立たなくなります。
背景画像をアナグリフ加工してモデルと合成して
静止画を作りました。
(モデル+背景)
アナグリフ風画像はモノトーンなので静止画を作る時は
その上に元画像レイヤーを重ねていき、レイヤーの
不透明度を下げたり乗算モードにすればアナグリフ
加工の色ずれは残ります。
(今回はココまでです。)
〇 ポリめりminiコーナー 〇
モデル改変しないでどこまで肌質感を上げられるか
チャレンジしてます。
(ちょっとぼんやり)
肌テクスチャは変えなくてもこのままで大丈夫
ですね。
エフェクトの力を借りればもっと頑張れそうです。
あとは標準エッジをキレイに見せる方法を
なんとかひねり出したいなあと思ってます。