作ったMMD画像を時にメール添付で自分宛てに
送信したりするのですが、添付画像のサムネが
やけに発色良く見えるなと思うコトが毎回のように
ありました。
最初は単に画像サイズが縮小されてるから
精密になってるだけだろうと気にしませんで
したが、メール受信側のPCは画面を暗めに
設定してたので元画像より明るく見えるのは
他に理由があるのかもと考え始めたのです。
メール添付だけでなくEvernoteで見ても
元画像より明らかに発色良くなっていたの
でこれはGmailやEvernoteのソフト側で
画像表示にガンマ補正をかけてるんだな
と推測するに至りました。
『ガンマ値』は写真撮影で聞く言葉で画面
の明るさ調整くらいの意味で捉えていて
MMD画像を作る時にそれが重要だと思っ
てなかったです。
これまで「MMD画像の高画質化」を目
指して光量を上げるとかシャープネス
化、コントラスト上げる、シャープ効果
etc..試してきた中でまだやってない
コトが残ってましたね。
『ガンマ設定』で画面を明るくする効果
のエフェクトを使ってさっそくその効果を
確認してみようと思います。
<<ガンマ値調整テスト>>
~MMDエフェクト2種類
→画面を明るくする
画質調整(ガンマ調整、コントラスト調整、
色の濃さ)エフェクトAdjuster(データP様)
で画面を明るくしてます。
見た目的には全体に白が足されて元色が
薄い部分は白飛びした感じになりました。
顔肌の色に変化がないのは他のエフェクト
(エフェクト効果解除Exclude)の影響だと
思います。
→照り返し照明
照り返し照明PostGammaLightVR
(データP様)では照明効果を強くする
カタチでモデルを明るくしてます。
先ほどのAdjusterと異なり明るさに
ムラが出来てますが、白が足されて
明るくなってる点は同じでした。
肌の色に関してガンマ値アップ効果
はやはり見られないようです。
[ガンマ値調整テストで分かったコト]
・白が足されて色が明るくなる
・薄い色は白飛びする
・ガンマ値パラメータは他のエフェクト適用
との兼ね合いで数値をMAXにしても効果が
あまり出ない場合もある
→単体使用で劇的な効果は期待出来なさ
そうですが仕上げの段階で補助的にコント
ラスト効果などと併用すると発色が良くなっ
てくれそうな気がします。
画質調整(ガンマ調整、コントラスト調整、
色の濃さ)エフェクトAdjusterの使用例
です。
ガンマ値をMAXまで上げたらどうなるかな
と思って作業してましたがMMDエフェクトは
適用順でわりと結果が変わってくるので
念の為3回読み込みました。
冒頭に紹介したGmailやEvernoteに比べ
たらガンマ補正は弱いです。
[Photoshopでの露光量テスト]
Photoshopの[露光量]と言う項目に
『ガンマ』があったのでメリハリをつける
方向で設定してみました。
「露光量」と『ガンマ』は明るくするがメインで
「オフセット」で色味が大きく変化してます。
ここら辺になると露光やらオフセットやら
新しい単語が増えてじゃあコントラストと
どう違うのかとか区別するのがややこし
いですね。
今回はとりあえず『ガンマ値』について
覚えました。
〇 ポリめりminiコーナー 〇
最近Evernoteを使うようになりました。
便利なツールらしいとは聞いてましたが
何に使うのかピンと来ずに使えなかった
のを今ではブラウザのブックマークと画像
フォルダとメモ書きを併せたような機能と
して利用してます。
特にフリーハンドで画像に書き込める
メモ書き機能は重宝してます。
モデリングで造形にこだわらなくては
いけない指先は俯瞰で眺めると直し
ポイントが見えてくるので画像に上書き
すると具体的にイメージされて迷いなく
作業するコトが出来ました。
自宅と他のPCで同期して昼間チェック
しておいたサイトに帰宅後行ってみたり
便利さを堪能してます。