チョーク系の画材について現状ウチにあるモノを少し並べて
みました。
1.ソフトパステル
上の画像(左)の木箱に入っている黒板用チョークより幅太で
長さの短いカラフル(100色)なのが通称「パステル」です。
チョークより硬さが若干やわらかい感じはしますが紙への定
着力が弱いところはチョークと同じで描き味も似てますね。
(上の画像手前のピンク紙に左からチョーク、ソフトパステ
ル、コンテで試し描きしてみましたが筆圧が弱いとあまり
差が出なかったです。)
実は鉛筆系もそうですがパステルなどのチョーク系画材も作
品として残す場合には定着スプレーが割と必須になります。
振動や圧でカンタンに紙から剥離して周りを汚すので気を
使う画材のひとつじゃないでしょうか。
商品名はフィキサチーフやフキサチーフがメジャーかな。
スプレーのりより定着力は弱くて半定着に近いから早めに額
装しておくと安心ですね。
フィキサチーフは1本1000円前後なのでちょっと高め。
2.コンテ
別名ハードパステル、フランスのコンテ社のハードパステ
ルをコンテと言うらしいと聞いたコトもありますがちゃん
と探すと類似品に惑わされてややこしいなと思いました。
パステルより細くて1本170円とサイズに見合わない価格
だし、バラ売りもあまり種類がないので手に入れづらい。
ただパステルより紙への定着が良く何より深みのある色を
しっかり塗り込める感覚が素晴らしいので自分は好きです。
多色を用いなくてもバラ売りされてる茶系色のみでデッサ
ン、クロッキー、スケッチと充分役割を果たしてくれます。
ソフトパステルはサラサラなのにコンテの方は油を含んで
ないのにしっとり感があるのも表現の幅が広がってくれる
点でしょう。
ちなみにオイルパステルと呼ばれているモノがクレヨンと
一緒だと思います。
チラっと聞いたハナシだと100円ショップにソフトパステ
ルが置いてあったりするみたいなのでいきなりセット買い
する前に何本か買って試すと使い勝手や自分に合う、合わ
ないが掴めそうです。
ソフトパステルは色の混ぜ合わせがしづらいので多すぎる
くらい色を揃えておく、混色は出来ないのではなく筆やス
ポンジなどで粉を拾えば混ざりますが必要物品や手間テク
ニックとやるコトが少しレベルアップするんだと思います。
コンテは黒の中でHB、B、2Bと3種類まるで鉛筆のように
分かれてますから選ぶ時に色番号2460/2Bをカクニンして
みてください。
コンテに直接刻印されてるフォントや微妙に異なる複数のバー
ジョンがあるようです。
検索名称は「カレコンテ」