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Channel: ポリめりMMD
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・{ modeling }・ parts of hair

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3DCGのポリゴンで髪の毛モデリングを行う為の

手順をテストしてみました。



dot初代めり02example10-2.png




モデリング自体始めたばかりでまだ作ったコトが

ないのでポリゴンモデリングのヘアがどういう形状

になるかちょっと確認します。

{-{髪の毛モデリングの検証}-}

→毛先が分かれた前髪のケース

{ 最初のカタチ }



hairmodeling2.png



サイコロ型の立方体からスタートします。

立方体の中にタテ横に線を引いてますが、分割線

を引いた部分に面やエッジ、頂点が生成されそれを

動かして変形する事が可能になりました。

ポリゴンモデリングはシンプルな基本図形の立方体

や円柱に分割線を入れて作っていく方法が一般的

ですが、このやり方はCG独特と言うか2Dだと形状を

トレースして描くのが普通なのであまりピンと来ない

かもしれません。

作業手順もパズルを解くみたいに理詰めで構築して

いかないと直しがきかなくて詰んだりするコトもあって

操作は直感的ではない感じです。

ただその基本ルールさえ覚えておけば後は頂点を

選んで動かしていく作業の繰り返しでカタチを作れて

しまうのでそれほど難しくはないです。

{ エッジを増やす }




hairmodeling10.png



さきほどサイコロ型立方体に分割線を入れましたが、

均等距離の中間点に線を引いただけでは全体に丸み

を帯びたままなので分割線の近くにエッジ線追加です。

{ 頂点距離の比較 }



hairmodeling11.png



ポリゴンの時はかなり接近してるように見えた頂点

同士がスムーズ表示で見るとけっこう離れてるのが

分かります。

ポリゴンでもスムーズ表示でも頂点移動などの作業

は同じように行えるのでずっとスムーズで作業すれば

よさそうに思いますが、 上図のように頂点距離が実際

のポリゴン表示と違うのでスムーズ表示で動かし

過ぎてしまいポリゴンで見た時整ってない事がよく

あります。

その為モデリング技術向上の面からもなるべくポリ

ゴン表示で造形します。

(頂点同士が近い場合などはスムーズ表示でと使い

分けてます。)

{ 頂点編集 }



hairmodeling12.png



頂点編集では頂点移動、頂点拡大・縮小、頂点

回転とPMXエディタで行ってる内容と何ら変わり

ません。

この作業のポイントは回転操作の順番は最後の

ほうがいい、でしょうか。

回転で向きがズレると頂点移動の軸が変わって

傾きを加味して回転前と同じ向きに頂点移動する

のが大変でした。


{ 奥行き部分の形状合わせ}



hairmodeling6.png



頂点移動で引っ張って頭の形に合わせたカーブを作り、

髪束らしくなったのでモデルと並べて確認します。

{ モデルと並べる }



hairmodeling7.png



(サイズは置いといて)髪束の形状は毛先のカーブが

足りなかったですね。

エッジ線部分は思い通りの影がついて髪の毛の筋

表現に使えるので次は毛先にもっとエッジを足して

どう見えるかやってみます。

{ ヘアスタイルをセット }



sample04merihead_45_hair_p3-15-3-ps.png



hair making 第一弾として髪束を作りましたが

手順の基本路線はこのままでいいかもう少し試行

を増やして決めたいと思います。




兎にも角にもヘアスタイルがセット出来てやっと

堂々とmeriを見せられるようになって嬉しいです。



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