前回はフレームバッファを使って1回の操作でレイヤー
全てに効果を適用してみました。
(フレームバッファを使う)
1番下のレイヤーにフレームバッファを作るとその上にある
Layer1からLayer7までが全て選択された事になり
フレームバッファウインドウで適用したフィルターや合成が
1から7のレイヤーにも適用されました。
今回はセピアノイズと周辺ボケ光量、走査線のフィルター
を適用してみます。
(セピアノイズ)
画面全体を古びた印象にするセピアノイズをLayer9に
作成します。
Layer9右の何もないところで右クリック/カスタムオブジェクト
カスタムオブジェクトウインドウでセピアノイズ@FIGUREを
選びます。
(パラメータ変更)
セピアカラーは焦げ茶に変更しました。
合成モードで見た目の印象が変わるので試してみて
乗算モードにしました。
(2回目の周辺ボケ光量)
前にLayer2で使用した周辺ボケ光量をLayer10に
コピーして貼り付けました。
合成モードはオーバーレイです。
周辺ボケ光量を重ねたので四隅がより暗く表示
されるようになりました。
(細いボーダー柄)
Layer11にカスタムオブジェクトを作成してフィルターは
走査線を選びます。
パラメータで線の太さを細く、間隔を縮めたりしてから
線があまり目立たないように合成モードオーバーレイで
透明度を下げました。
いくつもレイヤーを重ねてMMDでは難しいAviUtlならではの
複雑な表現になってきましたね。
フィルター効果をこれほどたくさん適用した事がなかったので
ここまでするんだなーと感心しながら作ってました。
使いこなせるようになったらAviUtlだけで何でも作れる、
というのも分かる気がします。
まだしばらく作業は続きますが、仕上がりが楽しみです。