『シャープなボカシをかける』
感覚的にはこのコトバがしっくりきそうですが要はフチの部分
に少しだけボカシ効果を適用してみたかったんです。
前髪の先端に肌色を足して透け感を周辺となじませる為にこの
効果を使いました。
MMDエフェクトやスフィアなどでフチにハイライトの白を入れ
たりしますよね、白だと材質色と異なるので透けてるように見
えませんが代わりに下地の材質と同じ肌色を少し足してあげる
と肌の上に髪がのってるコトが自然に表現出来るのではないで
しょうか。
上の画像(右)が先端に肌色を足すのに使ったMMD素材です。
フチ全体ならシェーダーやスフィアを利用してもよかったと
思いますが今回は前髪の毛先だけ肌色がのれば充分だったの
で材質テクスチャで作りました。
素材を合成する時にこのカラーリングのまま足すと思い切り
色の段差がつくのでさあどうしようと考え『シャープなボカ
シをかけ』ようと決めたワケです。
通常100でボカシを入れてる所を30程度に減らして適用する
だけなのでやってるコトはムズカシくないですよ。
普通のボカシでは曖昧になりすぎて髪の毛のタテのラインが
消えてしまうからクッキリシャープとボカシの間にある違和
感を極力減らした妥協点を探したのですが出来てるかなー。
例えば、髪の毛テクスチャがあって毛先に半透明処理がされて
いるのならテクスチャの毛先が相当する箇所にうまく肌色を足
せば上の作業の必要もなくていいんじゃないでしょうか。
そうすれば前髪が目にかかるポーズも躊躇せず作れますし1回
作っとくと汎用性が高くて後がラクだと思う。
このアイデアちょっとよさげですね~。