ベース色を基準に
・より明るい(最大:白)と輝きや陽気さが出る、軽い印象
・より暗い(最大:黒)とディティールや立体感が出る、重い印象
のようにハイライトと影色はその視覚的効果が対比してるもの
だと思ってました。
顔に多く影をつけないのは影がマイナス感情を現す場合がある
からで多少平坦に見えても明るい雰囲気のほうがよいという判
断からだと思います。
なので正面向きの顔の立体感をいかに出すか毎回悩むコトにな
りますね..
影色をなるべく使わない縛りでMMD静止画を作ってるうちに
「ベース色とハイライト色」の組み合わせを"疑似影"にして
見せてしまおうと画策するようになりました。
この場合ベース色が影色の役割を持ちハイライト側で2階調
以上で描画してベース色とハイライト色を表現します。
(上記シェーダーはAlternativeFull(less様作)でプリセット作成
しました。同様のものが配布されているかは未確認です。)
上の画像のネクタイ部分以外はベース色より暗い色を使用して
ません。
色差のギャップがあれば自然とベース・ハイライト・影に見分
けてくれる目の錯覚を利用します。
これだと重厚感が出ないので恐れ入りました的凄みを与える
コトなく気楽に見てもらえます。
ついでにインパクトも薄くなるのでもう一手間加えるとした
ら"オーバーハイライト"ですかね。
差し色感覚で視線の留まるポイントを作ってあげてなおかつ
全体の印象から受ける予想を裏切る派手さを演出、と。
パーティクルのキラキラが降ってるそんな艶やかさをモデル
で表現したようなイメージでしょうか。
ひたすらモデルと戯れる作業なので楽しいですよ~。