配色は「ハイライトは惜しまず大胆に使う、影は必要な分だけ
不承不承使う」の感覚で行ってます。
ハイライトは白系を使用することが多いので遠慮すると他の有
色に負けてしまいそうだし、影は暗い色又は黒と元から目立つ
強い色で全体の印象が影色に引っ張られやすい、そして黒潰れ
しやすいので使わずに済めば影なしを選びたいです。
ハイライトの白は使うにしても広い範囲ではないのでOKにして
キレイに彩色されてるのだからなるべく全部の色を見せたい、
見てもらいたいと思ってます。
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用途別に使い分けるシェーダーの分類について考えました。
<シェーダー私的分類>
・ハイライト:あり、影:あり(トゥーンシェーダー)
・ハイライト:あり、影:なし(ハイライトシェーダー)
・ハイライト:なし、影:あり(影シェーダー)
・ハイライト:なし、影:なし、エッジ:あり(エッジ描画シェーダー)
・ハイライト:なし、影:なし、エッジ:なし、ベース色:あり(カラーシェーダー)
・ハイライト:なし、影:なし、エッジ:なし、ベース色:なし、法線:あり(法線シェーダー)
ハイライトや影の有無で分けたのでどういう機能かイメージ
しやすいと思います。
各シェーダーの名称は便宜上付けたもので例えばハイライト
シェーダーであれば前回紹介した線状の高ハイライトが出る
もの、カラーシェーダーは指定色で塗りつぶすものなどを指
します。
オールインワン一式みたいに上に挙げた要素全部ありありも
作れますが細かい調節が出来なくて(←自分は使いづらい)元
の趣旨から外れるので一覧から省いてあります。
その一覧の下に法線シェーダーと聞きなれないコトバが出て
ますね。
AlternativeFull(作者less様)でシェーダープリセットを作る
時に法線マップについての項目が設けられてます。
法線マップを設定すると何が出来るかですね。
(法線シェーダーの例)
筆やブラシで塗った時の塗りムラ的な不均一な色合いを
出したくて法線テクスチャにブラシで塗った半透明画像
を割り当てたら上の画像丸囲みのような塗りムラ風表現
になりました。
法線シェーダーの面白い所は近くの材質色もついでに持
ってくるらしく塗り間違えまで再現しちゃってます。
ニッチな用途にふさわしい使い場所を選ぶ仕様で嬉しい。
試作の第一段階なので更に掘り下げてみたいです。
ちなみに法線テクスチャに使用したブラシで描いた画像
はIllutratorで作成しました。
ブラシツールで塗りなしにしてブラシ種類を木炭に線は
60ptくらい太めにするといいですよ。