MMDの中でスクリーントーン風の影を貼ってみたい、と言う
事でスクリーントーンでよく使われる模様をペイントソフトで
作ってみようと思います。
スクリーントーン風シャドウのエフェクトを顔に適用したら
こんなカンジでベタ塗りのシャドウに比べて軽くて柔らかい
印象の影色が表現出来たりもします。
使用エフェクトは『シャドウが落ちたところにのみ絵を
マップするエフェクト』ShadowOnlyMap(Caeru様)で
テクスチャ画像のimage.pngの差し替えが必要です。
その差し替え用画像をPhotoshopで作っていきます。
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(前回の続きから)
.,.,. 円を並べる .,.,.
前回は黒円を描いてレイヤーの複製で円を2個に増やしました。
それを移動ツールで2.5mmの間隔を空けて斜めに配置します。
.,.,. '今回のポイント' .,.,.
2つの円同士は45°の角度で距離はタテ横同じにします。
この配置で模様のカタチが決まりますが、角度を90°または
180°にすると単調さが出てしまうので角度をつけてそれを
避けました。
距離はくっついて見えない程度まで離して空白部分を
なるべく作らないようにしてます。
上の画像のように2つの円の外周を囲む四角を正方形に
2つの円をシンメトリーに配置出来たら次はパターン登録を
行います。
.,.,. パターン登録 .,.,.
Photoshop画面左端にある長方形選択ツールで正方形
の形に2つの円を囲んで選択します。
囲んだ部分が黒の破線で点滅したら次は編集メニューの
[パターンを定義]を選んでパターン名ウインドウのOK
ボタンを押せばパターン登録完了です。
(今回はココまでです。)
〇 ポリめりminiコーナー 〇
顔のテクスチャ画像にいくつか手を加えました。
.,.,. 3点変更 .,.,.
変更したのは顔色と黒目の中、白目部分の3ヶ所です。
顔色は前より若干明るめのベース色に変えました。
黒目の中は下半分の最も明るい水色の割合を減らして
みて黒目がちになるよう調整してます。
.,.,. 黒目ハイライトの比較 .,.,.
.,.,. 黒目がちにしてみた例 .,.,.
黒目の中のハイライトを抑えたほうが見て安心感を
与えて親しみやすい表情になるような気がします。
ハイライトの明るさ自体は残して黒目に占める割合を
減らす調整にしてみましたがどうでしょうか。
その他に白目が周りの色調と馴染みやすいよう薄
グレーで色をつけてます。
.,.,. 白目の明るさ比較 .,.,.
.,.,. 白目を暗く .,.,.
白目の白さが目立つとアニメ調ぽくなり、逆にグレーを
足して落ち着かせるとリアル系のイメージとなります。
画像を作っていて白目の明るさだけで印象が結構
変化するなと思ったので白目のバリエーションとして
使い分けしようと考えてます。