MMDのエフェクトで高品位シェーダーと呼ば
れるものがあります。
リアル系質感表現としては高いレベルが期待
出来るのでその使い方を見てみましょう。
N3+CShader(ぐるみぃ様)を説明書通りに
読み込んだだけの状態です。
シェーダーの特徴は影表現にあると言って
よいかもしれませんが、たいていの場合
読み込んだだけの初期状態では影色が少し
強めに出ていると思うのでその辺りは手
作業で調節します。
N3+CShaderの設定は変えずにMMDの照
明操作XYZを少し変えました。
普段それほど意識するコトはないかもしれ
ない照明操作もシェーダー適用時は大きな
役割を果たしているようですね。
調節の目安は顔は特にベースの肌色と影、
ハイライトこの3色の色差やコントラスト
が大きいと立体感が強調されやすいので
アニメイラスト調にしたければ影やハイ
ライトは抑えめにベースの肌色に寄せた
ほうが見やすいでしょう。
追加でスポットライトエフェクトを入れ
手前からの照明でより顔が平坦に見える
ようになりました。
同じ高品位シェーダーでも表現したい
コトによって結果は異なります。
照明操作XYZそれぞれのスライダーを動
かして見え方がどう変化するのか確認
した上で他の設定パラメータをいじる
やり方はありじゃないかなと思います。
余談ですが上の参考画像を見ていて顔と
目や髪の毛の適切な照明角度、希望のシ
ェーダー効果が得られる角度は実はそれ
ぞれ違うのかもとふと感じました。
1つのMMDファイルで複数照明の使い分
けはムズカシイので他のツールが必要に
なりそうですがレイヤー構造を持つAviUtl
やPhotoshopで実現出来そうです。