2つ以上のボーンを1度にまとめて動かす
コトの出来るIKボーンについてその仕組
みを図にまとめてみました。
通常ボーンは親ボーン-通常ボーン-子ボーン
の順番で繋がって構成されていますからIKも
その原則にそって親ボーン-IK(通常ボーン)-
ターゲットボーンというふうに構成されてい
るみたいですね。
IKの下に連なるボーンが最初から無ければ
自分で作る必要があります。
便宜上それをターゲットボーンと呼ぶコトに
しました。
ターゲットボーン自体の操作を目的として
はいないので非表示ボーンで作るとMMDで
誤操作の心配がありません。
今回IKボーンとターゲットボーンは同じ
位置に重ねて設置してあります。
IKとターゲットボーンが少しでもズレて
いると上の画像のように上着が破綻して
しまったからです。
ボーンはカンタンに動かせますが関連付
けされた設定と食い違えば表示や挙動が
おかしくなりますからなるべく慎重に確
認しながら進めるようにしましょう。
動作確認はPMXエディタのTransformV
iewはMMDと全く同一ではないので出来
ればMMDで見るのが確実だと思います。
今回のように後から追加した時は忘れ
ずにPMXエディタのPmx編集ウインド
ウから表示枠タブを開いて該当項目に
ボーンを追加しておいてくださいね。
MMDで「作ったハズのボーンが見当
たらない」という時は大抵それが理由
かなと思います。