MMDモデルを自分で作る場合
にはモデリングで造形した後
に彩色を行います。
その時に塗る際の目安となる
UV展開図を用意しておけばあ
る程度細かく材質を塗り分け
たり出来ますが、もともと立体
のカタチを平面に展開してるの
で普通のお絵かきとは少し勝手
が違うようです。
例えば展開図にゆがみがある
とか仕様として1ヶ所以上切
れ目が入るとかは材質テクス
チャを作成してモデルに適用
してみないと実際のところよ
く分からないかもしれません。
色の見え方が若干異なるので
最終判断はPMXエディタのみ
で済まさずMMDを見て決める
といいでしょう。
今回はモデル衣装の例で材質
テクスチャの作成手順を紹介
したいと思います。
(使用ソフト)
・レイヤー機能のついている
画像編集ソフト(GIMPなど)
・PMXエディタ
・MMD
→作成は全て画像編集ソフト
で行いチェックをPMXエディ
タかMMDで行います。
(用意しておくもの)
・UV展開図
・布地用の柄/パターン
→UVはモデリングを行った
ソフトで出力しておきます。
サイズはテクスチャ画像と
同じ正方形2048×2048pixel
くらい。
布地柄はソフトのパターンリ
ストで探すかネットの画像検
索で見つけられると思います。
なくてもかまいません。
(テクスチャ作成の方法)
・ベース色決定/着色
・布地柄決定/適用
・必要な箇所に図柄や縫い目等
の線を描き込む
・UV展開図を下絵にして影色
のラインを引く
・UV展開図を下絵にしてハイ
ライト色のラインを引く
・MMDで見え方を確認して完成
→3つの色(ベース色、影色、ハ
イライト色)と1つの柄をレイヤ
ーに分けて塗っていきますが
UV展開図をなぞるだけなので
塗る為の技術は特に必要ありま
せん。
画像編集ソフトには便利な補助
ツールが備わってますのでそれ
を利用します。
(画像編集ソフトのツール)
GIMPだと「パスツール」
Photoshop「ペンツール」
CLIP STUDIO PAINT
「曲線ツール」で描いても
いいですし、フリーハンド
でブラシツールを使うのも
OKです。
上手に塗るというより所定
の位置に色を置くとそれら
しい立体感が出て説得力が
得られると思うのでそのあ
たりを次回お話しますね。