前回はMMDモデル材質に加算
スフィアを適用して検証を行い
ましたので今度は「乗算スフィ
ア」で試してみるコトにしま
した。
スフィアに使う模様は前回と
同じでどの模様がどの位置に
表示されたか把握しやすいよ
う色分けして区別してありま
す。
(乗算スフィア適用結果)
乗算スフィアは加算スフィ
アより色を多くのせられる
ので材質色以外の模様はラ
クガキ風に見えてしまいま
すね。
その代わり色で識別出来る
為スフィアの模様の表示の
しくみがよく分かります。
乗算スフィアに使う色は
原則材質色と重ねて違和
感の出ない色域内で選ぶ
のが無難というコトでし
ょうか。
かけ離れた差し色はライ
ト色を合わせるとか他に
工夫が必要かもしれません。
乗算スフィアでRGB(255,
255,255)の白は材質に何
の効果も与えず、他の色は
スフィア色より濃く材質に
適用されますので気持ち明
るめにしておくとよいと思
います。
こういった色の扱われ方は
加算スフィアと反対になっ
ているカンジですね。
それから参考までにスフィ
ア画像の透明度を下げた場
合のMMDモデルの見え方も
載せておきます。
(スフィア画像が半透明の場合)
テクスチャとスフィアその
のどれかが半透明だとMMD
モデルは半透明になりまし
た。
スフィアは加算と乗算関係
なく半透明化されます。