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Channel: ポリめりMMD
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【MMD動画】 髪質向上 & モデル切り抜きキーイング後のギザギザ比較

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今回の内容はMMD動画の作成に関する事として

2つお伝えしようかと思いますが、最初は髪質向上

を目指して行ったトライの途中経過、 2つ目は動画

をよりキレイに見せる為にどのツールを使えばいい

か自分なりの答えが出たのでそれについて書きます。




/// 髪質向上 ///


モデルの髪質をツヤ感たっぷりに見せる為にMMD

エフェクトのシェーダーを利用していましたが、それに

髪の毛自体の細かな線を追加で描き込んで今まで

以上に質感良く出来ないかトライしてます。




- 前回作った髪の毛描画 -




アニメ調50.jpg




髪の毛を描いてモデルをMMDに読み込むとツヤ感

表現と一緒に髪の線が描画される事が分かったので

今回は描き込む部位を前髪毛先部分と決めてその

部分に描いてみる事にしました。




[狙った部位に髪の毛を描く方法]



§ PMXエディタの材質表示で髪の毛を選び、

 色分けしたガイドを貼ってそれを見ながら

 Photoshopで髪の毛を描画する。



< 使用ツール >


_ PMXエディタ

_ ペイントソフト(Photoshop)



< 作成手順 >


♯ UV(展開図)確認用ガイドを髪に貼る


- 色分けガイド作成例 -




か髪の毛テクスチャuv.png




タテ横に線を引いたマス目とマス目番号、場所の

特定がしやすいように色分けすればガイドが作れ

ますので髪の毛画像と同じサイズで用意しました。


簡易版ですがだいたいの場所が掴めればOKと

言う事でPMXエディタで見てみます。



- PmxView画面 -




アニメ&リアルMIX2.png




色分けガイドによると前髪毛先部分はピンクエリアの

緑バーと白バーの中間らへん4から8にあると特定

されましたので別に色分けガイドを表示して髪の毛

画像の加工を行っていきます。


色分けガイドの不透明度を下げ半透明表示にして

髪の毛画像に重ねてテンプレートとして使うやり

方もありますね。




- 髪の毛画像の加工例 -




アニメ&リアルMIX3.png




今回は毛先部分しか場所を確認してないので該当箇所

だけ髪の毛を表示させました。

髪の毛線描画は以前作っておいた画像の再利用です。


上の画像ではPhotoshopのレイヤーがたくさん作られて

ますが、1回失敗して修正した為で作業はレイヤー合成

(乗算)と不透明度、消しゴム(不透明度を下げる)、コピー

&ペーストの機能を使えば出来ます。


モデル付属の髪の毛画像と線描画をペイントソフトで

合成加工したらPMXエディタの材質テクスチャとして

読み込んで名前を付けて保存すれば完成です。



= END =



今回作ったものは希望にそって質感向上させてくれ

てるでしょうか、結果が気になります。




- 画像 -




105アニメ調リアル系mix2circus3b0-au-2.png




当初の目的のツヤ感+髪の毛線描画にはなってます。

動画で見た時になんか描いてるっぽいと感じられる

程度であれば充分と考えてたので動かしてみてまた

詳しく確かめる事にします。


このめり画像は髪の透け感と目の光が強く輝いて

るトコが気に入ってるポイントです。

(透け感はM4Layerで表現してます。)

MMDとAviUtlを使用して仕上げました。





""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""



次は動画をよりキレイに見せる為にどのツールを

使えばいいかの答えをモデル切り抜きキーイング

後のギザギザ比較の事例から考えてみたいと

思います。



)) キーイング後のギザギザって何 ((



- キーイング適用後AviUtlで見た場合 -




アニメ&リアルMIX4.png




モデルのシルエットにギザギザした部分が出来てます。

これはMMDでモデルのみ切り抜いてAVI出力する為に

キーイングエフェクトを適用した時に起こる現象です。


切り抜きは問題なく行えてるのでギザギザ問題さえ

クリアすれば先に進めると思い、それなら発生元の

MMDで対策があるんじゃないかと言う事でテスト

しました。




- MMDでギザギザ対策 -




アニメ&リアルMIX5.png




シルエットが問題ならシルエット縁取り描画エフェクト

はどうかなと適用してみた結果です。

エフェクトの縁取り線はキーイングエフェクトによって

表示されてませんが、適用した事により見た感じの

ギザギザは減りました。


MMDでうまくいったので 対策を施したAVI出力ファ

イルをAviUtlで開いてそこでギザギザが目立たなく

なる事を期待してさっそくAviUtlで見てみましたが

対策前と見た目の変化はありませんでした。


うまく行かなかったのは残念ですが、 それなら

同じ動画編集ソフトのAfterEffectsではどう見える

のか気になり久しぶりに開いてみる事にしました。




- AfterEffects画面 -




アニメ&リアルMIX.png




(背景は別撮りです。)

モデルシルエットのギザギザは見当たりません。

AfterEffectsで特に効果を適用したりせずただ読み

込んだ状態ですが、明らかに画質のクオリティは高い

事が分かりました。


ギザギザに関して言えば処理能力の差だったの

かもしれません。

マシンスペックのハード面と高機能レンダリングの

ソフト面は高いほど良い事は知ってましたが、

与えられた環境で最高のパフォーマンスを得る為

にはMMD動画作成はAfterEffectsの選択に

なると思います。



AviUtlで動画を完成させる事しか考えてなかった

のでこの展開は急過ぎて自分でも驚いてます。

ただギザギザを残したまま動画作成出来ないので

今の時点ではAE併用を視野に入れて考えていく

予定です。




- AEから出力した画像 -




105アニメ調リアル系mix2circus3c087.png




質感が良くなるのはやはり嬉しいです。

それだけめりの魅力をアピール出来るのですから

ありがたいと思いました。

将来的に使うとしてもすぐに使用するとは全然想定

してなかったのでこれからAEの使い方をまた学び

直さないといけませんね。






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