以前からMMDの画像について「質感良く見せたい」
「視認性を上げて見やすくしたい」などと思っていて
MMDエフェクトで透明感のある肌質を作ってみたり
髪の毛のツヤをトゥーンシェーダーで出してみたり
いろいろやって来ました。
そうやって質感表現について試行錯誤を重ねて
きたのはひとえにMMD動画作成の為だったの
ですがこの度動画を作るにあたり質感表現に
ついて一区切りつけて考えをまとめておこうと
思います。
少し前に遡って2ヶ月ほど前まではセルアニメ
風の画質を目指していた時期もありました。
影色のクッキリした色遣いにメリハリの効いた
コチラのような静止画を作ってました。
(アニメ調)
パッと見分かりやすいこういった画調は好み
でもあるのですが作っているうちにどうしても
肌質感の事が気になって仕方なくなりガマン
出来ずにアニメ調表現そっちのけで質感を追
求し始めてしまったんですね。
アニメ調表現の良さは「見やすさ、わかりやすさ」
でいわゆる共通認識のお約束が多く"記号化"さ
れてる点だと思うのですがそれって実は質感表
現をある程度簡略化してるのではないかという
事に思い至りましてアニメ作品では色味もわりと
地味な色域がメインで使われていたりするので
自分は鮮やかな色は使いたいなあと思ってます。
ただいかにも3DCG作品みたいな重厚感溢れる
質感表現も似合わない気がしてライトなアニメ
調と質感表現良く見えるリアル系の良いトコ
取りが出来れば理想的ですね。
この時点でどういった質感にするのが正解か
未だ見えてこないって事は逆に新しいやり方
でチャレンジして結果で判断するまたとない
機会かもしれません。
悩んで立ち止まるのはもったいないので
ちょっと思い切って突っ走って走り終わって
から結果を省みる事にします!