MMDエフェクトを使ってモデルの
肌質をアップさせる方法を図で
カンタンにご紹介したいと思います。
使うエフェクト効果はボカシだけと
シンプルですが照明効果などと
組み合わせてあげるだけでも
ふんわりしたやわらかいカンジ
が出ますよ。
今回はボカシ効果を強めにかけ
て肌色が周りにハミ出すくらい
なのでハミ出した色が表示され
ない処理も後半の説明に入れて
おきました。
説明の図は全部で9枚と少し
多めかもしれませんが、使って
る方ならそこまでしなくても多分
分かるような内容になってます。
それでは行ってみましょう!
..<<MMDでやわらかい肌材質を作る方法>>..
..使用ツール..
・MMD
・MME(MMDエフェクト)
..使用エフェクト..
・M4Layer
・GaussianPlus
・お手軽キーイングエフェクト
o_postKeying
・Exclude
→エフェクト配布ページ
(M4Layer、GaussianPlus、Exclude )
VPVP wiki MME用エフェクト
http://www6.atwiki.jp/vpvpwiki/pages/272.html
(お手軽キーイングエフェクト)
おたもんのMMD関連ファイル置き場 - 御琥祢屋
- MMD関連ファイル置き場
http://okoneya.jp/mmd_files/
..MMDエフェクト適用手順..
1.MMDモデルをMMDに読み込む
今回使用するMMDエフェクトは4つ
・M4Layer
・GaussianPlus
・お手軽キーイングエフェクト
o_postKeying
・Exclude
こちらの使い方を説明しますね。
2.M4Layer(M4Layer.fxを開き3:乗算にしておく)
M4Layer.xは読み込むだけで
MMDアクセサリ操作の数値変更
は特にしなくて使えます。
M4Layerはボカシエフェクトを顔に
適用する際に必要になります。
3.ボカシエフェクトGaussianPlus
ボカシエフェクトGaussianPlusを
読み込むと画面全部にボカシが
かかるのでMMEffectのエフェクト
ファイル割り当てで設定を行って
あげましょう。
4.MMEffectエフェクトファイル割り当て
エフェクトファイル割り当て[Main]
タブのMipGaussian.xのチェックを
外すといったんボカシ効果が消えます。
5.MMEffectエフェクトファイル割り当て
今度は[LayerRT]タブのMipGaussian.x
にチェックを入れます。
顔にだけボカシをつける準備がこれで
整いました。
6.ボカシエフェクト効果の強さを変更する
ボカシエフェクトの効果を強くして
おきたいのでアクセサリ操作の
Si値を1.0→5.0に変更し登録
ボタンを押します。
ボカシを強くして肌色がいいカンジ
に薄くなったのはいいのですが、
目元や口元の色と混ざってしま
いましたね。
肌質表現的にはこれでOKに
なったので次の工程からは
混色の処理方法を説明します。
次の手順7以降は画像合成を
行う前提での素材作成ですから
1つのMMDで画像を作る場合は
ボカシ効果のSi値は1.0のまま
で良いかと思います。
7.顔の材質と他の材質の表示を分ける
ここからまたMMEffectのエフェクト
ファイル割り当てウインドウでの操作
になりますね。残りあと少しです!
[Main][LayerRT]タブとこれから
読み込む[ExdudeMap]タブで
まず編集メニューの「サブセット展開」
で材質名を全て表示した上で顔以外
の材質にお手軽キーイングエフェクト
o_postKeyingのWhite.fxを読み
込んで白い表示に変えてしまっちゃ
いましょう。
8.顔の材質と他の材質の表示を分ける
[Main][LayerRT]タブの顔材質
以外にWhite.fxを読み込んだだ
けでは顔の周りの薄っすらと見える
肌色が除去出来ないのでExclude
を最終手段として使います。
9.ExcludeにWhite.fx読み込み
ExcludeをMMDに読み込んでから
エフェクトファイル割り当てに出来た
[ExdudeMap]タブで顔材質以外に
White.fxを読み込んで下さい。
ハミ出した色がなくなれば完成です!
最後にお手軽キーイングエフェクト
のo_postKeying.xをMMDに読み
込めば画像合成用素材としてその
ままつ変えるようになりますよ。
上の手順で作った肌素材と以前作った
MMD画像を合成したのが上の画像です。
ちなみに以前作ったのはコチラ↓です。