MMDで透明感のある肌を作ろうと
した場合どうすればそう見える色が
思い通りに出せるか考えてきました。
普通にMMDでエフェクトを適用し
ても作れますが、以前MMDの中
で透明感のある肌を作ろうとした
時に「色ムラ」の濃淡がうまく描画
させられなかったコトがあったので
今回は出来るだけ自然な感じの
「色ムラ」が出せるようにしたいと
思います。
「色ムラ」はグラデーションと同じで
Aの色からBの色に徐々に変化し
ていくような色調変化のある塗り
色のコトです。
色の変化の度合いに緩急がつき
過ぎると場合によっては不自然
に見える要因になったりもします。
仕上げはMMDではなく画像
編集ソフトを使っていくつかの
画像を合成していくのでMMD
でその素材である「色ムラ」の
ついたモデルの顔を作ります。
(素材作成のMMD画面)
通常のMMDモデルの顔テクス
チャと比べると地の色に白が
混ざって色がより淡く薄く見え
てると思います。
この一見水彩画風の顔素材を
肌色のベース色として後は画像
編集ソフトで加工するだけです。
(素材を合成して完成させる)
画像合成用素材は「色ムラ」の
ついた肌色、ベタ塗りの肌色、
顔以外の部分、目と眉、影色
×2で6つ使用しました。
素材はどれもMMDでキーイング
エフェクトを適用して必要材質
だけ抜き出すことが出来ます。
こうして材質ごとに分けておくと
ボカシ効果を顔にだけ適用する
のがラクに行えて便利です。
(完成画像)
今回作成した上の画像ですが
「色ムラ」は違和感なく見えて
ますでしょうか。
色差を少なめにしたつもりでし
たがモニターの色温度でも見
え方が違ってくるのでその辺の
調整はいつものことながら難し
いですね。
雰囲気としてはおとなしめバー
ジョンで作ってみました。
とにかくMMDでも画像ソフトで
もボカシ効果をこれでもかと
のせておきましたのでもし作ら
れるなら[通常モード、ガウス
ボカシ(ブラー)5以上、不透明
度80%前後]など試してみて
ください。
(特別な効果は使ってないです。)
詳細手順を知りたいと言って
いただければ喜んで記事に
書きます!