MMDモデルを「アニメ」ぽく見
せたいと思った時、通常のCG
モデルと比べ実はあまり手を
加えなくてもそれらしく見せる
事は可能です。
以前書きましたが
-・--MMDモデルの「アニメ風」とは
・材質や影は(原則)単一色
・影と輪郭線(エッジ)をつける
2つのポイントクリアでOK-・--・-
とおおまかに決めていたの
ですが画像を作っているうち
に「アニメ風」ではなくなって
きたような気がしてきました。
(作っていた画像)
【単一色のみ】
さきほど書いた2つのポイント
は一応クリアしてるのですが
「アニメ風」らしさが少し弱い
気がします。
考えているうちによく見たら
輪郭線があまり目立ってな
いと感じたので上の画像に
輪郭線をプラスしてみました。
(輪郭線をプラス)
【単一色+輪郭線】
輪郭線を加えただけでも見た
目の印象が引き締まってしっ
くりくるようになりました。
それでは線の太さに合わせ
て影色も少し暗くしてみて
どうか確認します。
(影色を暗くする)
【単一色+輪郭線+影】
輪郭線と影色で色の境界線
の境目が明確になってメリ
ハリが強調されより視認性
が高くなりました。
せっかくなのでセル画調効
果も並べてみましょう。
(セル画調加工)
【単一色+輪郭線+影+セル画調】
セル画調加工でしっとり感が
出て画面の雰囲気に変化を
つける事が出来ますね。
これらの画像を作っていて
今回紹介した【単一色のみ】
【単一色+輪郭線】【単一色+
輪郭線+影】【単一色+輪郭
線+影+セル画調】はどれも
「アニメ風」表現としてそれぞ
れアリなんじゃないかなと
思いました。
どれが正解とかではなくモ
デルのイメージや雰囲気に
合わせて使い分けたりすれ
ばいいのかもしれません。
(記事にするきっかけとなった画像↓☆)
質感アップの為にせっせと
髪の毛にハイライトを追加
したり目の中の影色を調整
するうちに仕上がりがグラ
デーションがかって逆に
MMDらしさが出てたという
コトがありまして再確認す
る意味で記事を書きました。
2方向以上の影描画は
グラデーションに見えやす
いので基本1方向からの
影に留めておこうというの
が分かった点です。