『MMDアニメ風画像』で使う
合成用素材を用意する時に
これがあると便利だと思う
MMDエフェクトを紹介します。
<[<MMDアニメ風画像の合成用素材作成に使うエフェクト>]>
(着色/色調補正)
・単色Color_Shader(制作mo様/そぼろ様)
→モデルの材質色をひとつの色
で塗りつぶすシェーダーです。
(単色Color_Shader適用例)
通常のモデルを読み込み
MMEffectメニューから
エフェクト割当を選んで
MainタブのPMXモデル
ファイル名をクリックして
編集/サブセット展開で
Object欄に材質名を表示
したら好きな材質名をクリッ
クしてファイル選択から単
色Color_Shader.fxファ
イルを開けば上のように
色が変えられます。
単色Color_Shaderでは
16色用意されてますが
Shader.fxファイル4行目
書き換えで自由に色が
作れるので自分はグレ
ー色のバリエーションを
幾つか増やしました。
使い方としては[加算]合
成用に光らせたくない材質
を黒塗りしたり[乗算]合成
で無変化の材質を白塗り
したり(上の画像参照)
もちろん着色にも使えます。
([加算]合成用単色Color_Shader適用例)
目の中だけ[加算]モードで
強く発光させたい場合はこ
のように目以外は黒塗りし
た素材を用意します。
([加算]モードで光らせてみる)
[加算]モードで黒は他の
レイヤーに影響を及ぼさな
い色になるので真っ黒でも
大丈夫です。
(ちなみに[乗算]モードは
[加算]モードとは反対に
白色が他のレイヤーに
影響を及ぼさない色とな
ります。)
(目を光らせた完成画像)
「アニメ風」はグラデーション
ナシの1色塗りが基本の為
単色Color_Shaderは白、
黒、グレーを合成モード([通
常][乗算][加算])によって
使い分けるのでよく使います。

単色Color_Shaderを使い
髪や肌色も塗りつぶして
「アニメ風」カラーリングに
挑戦してみましょう。
>[<単色Color_Shaderでアニメ風カラーリング>]<
目や眉以外の材質を単色
Color_Shaderで塗りつぶ
すとこうなりました。
「アニメ風」カラーリングに
ちゃんとなってますね。
思った以上に良いカンジ。
髪と顔はトゥーンシェーダー
で影色を追加してます。
単色Color_Shader適用で
標準エッジ(輪郭線)が見え
なくなったのでエッジ描画
エフェクトで足してあげると
いいと思います。
(Color_Shader.fxファイル4行目変更内容)
・髪の毛色
float4 DrawColor = float4(0.7, 0.61, 0.47, 1);
・肌色
float4 DrawColor = float4(1, 0.96, 0.93, 1);