MMDモデルアニメ風改造
計画で4体目のめりに着手
しました。
このアニメ風改造に関連し
てMMDについて再認識
する機会も得られました。
そもそもアニメ風改造って
何なのかって事ですが
PMXモデルデータ改変
の事でモデル材質色を
アニメ風になるよう単一
色に塗り替えるのが大き
なポイントです。
改変作業と言うと絵を上手に
描くテクニックが必要とつい
思いがちですが、アニメ風に
関してはバケツツールの
塗りつぶしだけでほぼ済ん
でしまうのであまり心配
する事はありません。
アニメ風色表現では塗り色
が単純化されてる分ハイラ
イトと影色の重要度が増す
感じです。
特に影色はMMD標準影で
出ない細かな顔のパーツ
にも影を落としたほうが
アニメらしく見えます。
MMDは3DCGの中でもアニメ
に近い質感表現になってる
方ですが配布モデルを読み
込んで比較してみました。
黒輪郭線はアニメ寄りで塗
り色は若干リアル系寄り
ですね。
軽い色遣いからアニメぽく
感じますが細かい点は
やはり少し違う気がします。
今回MMDを見て思ったのは
MMDモデルは影色の代わ
りに塗りのグラデーションで
リアルさと立体感を表して
いるので逆に言うとアニメで
描かれるような影色はそれ
ほど必要ないのだと思います。
アニメはなるべく単純明快
に記号化(共通認識として
の約束事)された表現方法
がベースになっているので
役割分担も材質色、ハイラ
イト、影色とハッキリしてます。
MMDでは気にしてなくても
モデルに塗られた色が
代わりに表現してくれてた
影色はアニメ風にする場合
なくてはならないモノに変化
するワケです。
アニメ風にするついでと言って
は何ですが思わぬ副産物で
「MMDって何だろう」 と考え
るいいきっかけになりました。
MMD本来の描画方法とア
ニメ風描画が異なっていた
おかげでMMDについての
認識を深める事が出来た
気がします。
加工してないMMDモデル
をしばらく目にしてなかった
せいか学ヘタめりと今作っ
てるアニめりの見た目の差
に驚きましたし学ヘタめりが
新鮮に映りました。
どちらも好きだからこそMMD
とアニメの良い点をうまくミッ
クスしていけたらいいなと
思います。