MMDで画像合成用のマスク素材
らしきものを作ってみました。
マスク素材は例えばボカシ効果を
つけたい部分とボカシたくない髪の
毛や輪郭線部分などの効果のON/
offを切り替える役目を果たす画像
の事です。
(今回作った画像)
髪の毛と輪郭線にボカシが適用
されないようマスク素材を使って
処理してあります。
顔と黒目、衣装にボカシ効果が
ついて、ボカす部分とシャープ
に見せたい部分のメリハリが
出る事を期待しての今回の
トライでしたがどうでしょうか。
以前作った画像よりシャープさ
は保持されてる気がします。
(肌質良く見せる工夫としてのボカシ効果)
モデルの肌質に光り輝く透明
感を出す為にボカシ効果を
利用してますが、髪の毛や輪
郭線にボカシがつくとサムネ
で見た時に印象が弱くなるの
がネックだと感じてました。
そこで効果適用ON/offを
パーツ毎に出来るマスク素
材の登場です。
(画像合成用素材)
<「マスク素材」の作り方と適用方法>
(作り方)
・MMDでボカシ効果を適用したく
ない材質を単色シェーダーで黒
塗り、輪郭線はエッジ描画エフ
ェクトやモデル縁取りエフェクト
で線を太くしておく。
(適用方法)
・ベース画像レイヤーの上に
マスク素材レイヤーを置いて
からマスク素材にボカシ効果
適用後[スクリーン]モードで
合成する。
上の画像で髪の毛にボカシ
効果が適用されてない事が
確認出来ます。
[スクリーン]モードで合成
すると画面の黒い部分は
表示されなくなる特性を
利用しました。
この後はハイライト素材や
影素材、ポイントハイライト
素材を重ねて調整すれば
完成です。
(結果)
・ベース素材
→[通常]または[乗算]モード、不透明度100%
・ハイライト素材
→[通常]モード、不透明度40%
・影素材
→[乗算]モード、不透明度100%(×2)
・ポイントハイライト素材
→[加算]モード、不透明度20%
・マスク素材
→ボカシ(ガウス)(カメラレンズ)エフェクト適用
[スクリーン]モード、不透明度100%
使ったエフェクトはボカシ(ブラー)
エフェクトのみと中身をかなり
シンプルに作れた事は動画
作成の時間短縮にも役立っ
てくれそうです。