(木炭紙デッサンのためのラフスケッチ)
自分がこれだなと思った線を試しに引いてみて何だか想像してた
カタチと違っちゃって「間違えたかも」と気付くプロセスを経て
やっと身に沁みて解り始める[失敗して覚えるパターン]でしか
覚えられないという自覚はあります。
エンピツは画材としてはとっても手強い部類なので身近にあって
手軽に使える気安さを醸し出しているケド講評してもらう作品に
使う勇気はまだないかな。今はエンピツの黒鉛だけブロック状に
固めた画材のグラフキューブでお茶を濁してますがクロッキーは
速描と言って硬度の異なるエンピツの使い分けまでは求められて
ないからセーフ。
画材や消しゴムを使うと紙の繊維のデコボコを少なからず潰して
最終的に平坦にならしてしまい紙にこれ以上描き込めなくなる
アナログ描画の宿命みたいなコトをなるべく延命するにはエン
ピツは芯が鋭いので取り扱いがムズカシイ、そこで画用木炭で
すよ。デジタルはなにせペン先と液晶画面が抵抗なくて滑るか
らアナログで充分描けてるヒトが高い画力でグイグイこなすに
は向いてると思います。
デッサンを5ヶ月同じモチーフで行ってその間同じ紙にエンピ
ツで描いてましたから紙目の荒れ具合もこれ以上色が乗らない
現象もガッツリ体験しました。
今は木炭でゆる~く描いて直してが繰り返せるから気がラク。
間違っちゃうから初心者なんであって修正前提の画材を選ばせ
てほしいと思います。