(眉間のシワが~としょっちゅう言及されてたオオカミさん)
デジタル作画は「何度も取り消し出来る」「半透明化」など
の利点があってアナログ描きの時にその便利さや使い勝手の
良さをうらやましくカンジたりしますが「描き直しがしやす
い」「引いた線を薄く出来る」画材の木炭を使えば若干似た
風にはなりそうです。
乾燥した炭を紙にのっけてるだけなので指先で軽くなぞればすぐ
に拭き取れるし練り消しゴムで普通に消すコトも可能です。
ただしサイズ65×50cmに描いてこの程度の線幅だから極細ライン
をたくさん引きたい場合は別の方法を探したほうがよさそうです。
同じ質感のソフトパステルは1本線の力強さが木炭よりインパクト
的に少し弱い気もします。
あとは紙の繊維に残る顔料の粉の割合とか多分粒子の大きさが違っ
たりするのでしょうが、ファサッと塗りをオフに出来た時の手応え
みたいな直接触覚に響くトコロに訴えかけるモノがあるかもです。
最初は3cm前後のズレ幅に収まるようにラフスケッチしてそれから
1cm以内、5mm、1mmと包囲網を狭めて本質に迫っていけたらい
いなと思って作業してますけどね、とにかく観察あるのみの信念で
メディチとのにらめっこが続きます。