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Channel: ポリめりMMD
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肌 質 感 の プ リ セ ッ ト 化

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今回作った静止画は自分が理想としていた肌透明感のひとつの

答えなのかもしれないなと思いました。

チープレンズエフェクトやディフュージョンエフェクトのよう

なモデルの外側から反映される効果を使わず材質自体の出来栄

えで勝負したかったので色を決めるところから始まって気が済

むまで模索してきましたがのんびり続けてたら3年以上かかって

ましたね。


肌のような有機物はキメの細かさと粗さ、ツヤと乾燥、ヒフの薄

さと厚さ、赤みと青みがキメラのように混在していてまったく一

筋縄で行かないから素材を1枚に組み上げるのがスゴく面白いです。

何かの要素が足りないと粘土みたいに見え行き過ぎるとお人形にな

ってしまうしいつも気が抜けませんがガンバった分キレイに輝いて

くれるからやりがいを感じます。



なるべく作業工程を減らしてカンタンに質感の良さを出そうと思っ

たら色を明るく持ち上げてみるのが手っ取り早い方法でしょうか。




(色情報のRGB値と色相彩度明度値(HSB)比較)






同じモデルで同じ部位の作業前後の色の変化を見てみました。


(作業前(モデル初期設定))

R(赤)G(緑)B(青)=R255、G215、B198

H(色相)S(彩度)B(明度)=H18、S22、B100



(作業後)

R(赤)G(緑)B(青)=R243、G219、B213

H(色相)S(彩度)B(明度)=H12、S12、B95

あれ?色を明るくしてると思ってたのにHSBのB(明度)が100から

95に下がってましたね、正しく言い直すとR(赤)が減って代わり

にG(緑)、B(青)を増やして色を薄くするコトにより透明感のある

色に変えてたようです。

調整で色を薄くするにはRGB値間の差を減らす方向で行い、明度

は95から100%程度をキープする。G(緑)が多いと黄色みがかり

B(青)を増やしすぎるとくすみが出るのでそういった特徴も踏まえ

て考えてみてください。

配布モデルさんは一般的に彩度高めなので多分そうする意味が

あるんだと思います。

最初から彩度を若干下げて薄い色で顔テクスチャにしても大丈夫

なようだったら次は通常版と作り込み用の薄色版を用意しようかな。

うちのめりかだけ肌質がエライ事になりそうですが高質感化の流れ

を先取りしてるというコトで許してね。



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