(bg photo by pixta)
普段何気なく使っていて詳細をあまり把握していなかった画像編
集ソフトのレイヤー項目について少し見ていきたいと思います。
素材としてMMDで作成した画像を重ね合わせる為に画像編集ソ
フトを利用するのが当初の目的なので使えてればいいやくらいの
認識でしたがさすがに素材数も増えてきて全体像が分かりづらく
なってきました。
(使用合成モード種別)
<レイヤー合成モードの主な種類について>
・通常:画像の見た目変わらない。不透明度100%未満に
しないと下のレイヤー画像が表示に反映されなくなる。
・乗算:白以外の色は全て暗くなる。不透明度100%でも
下の画像を透過する。
・加算:黒以外の色は全て明るくなる。不透明度100%未
満にしないと下のレイヤー画像が表示に反映されなくなる。
・オーバーレイ:50%グレイを基準としてそれより明るいと
スクリーンモード、暗いと乗算合成となる。
彩度(色味)が若干高くなる。
_上記のレイヤーモード毎の特性を踏まえて素材の合成方法
を決めていますが、1番クセのない通常モードの比率が高か
ったですね。
使用例としてはMMDでボカシ効果を適用して画像編集ソフ
トの通常モードで他の画像と合わせるとボカシで輪郭線ま
でぼやけるコトがないのでオススメです。
乗算モードは輪郭線のように濃い色をクッキリ見せたいもの
に使ってます。濃度調整の意味合いが強いカンジ。
加算モードはハイライト抽出と半透明表現用です。
ハイライトは好きなのでやたらと数増やしちゃいますね。
オーバーレイは輝き表現に使えたりなかなか楽しい効果が
期待出来ますが、色味が変わってしまうので自分はあまり
使いません。通常と乗算、スクリーン、加算の4つのモード
でほぼコト足りるのではないかと思います。