これから作るヘアスタイル
は髪のベースから数十本の
髪房を出していく形で作業
をすすめるコトになります。
とりあえずスタートして後
から修正すればいいと思っ
てもそうやすやすと行かな
いかもしれませんね。
(ポリゴンが重なり合った
状態)
ある程度まで作り進めてか
らの大幅修正は手間の面を
考えても効率的とは言えな
いので作業に移る前に下絵
を準備しておくとよいでし
ょう。
シンプルなヘアスタイルで
も髪全体で14本程度の髪房
は必要でしょうか。
(例:前:4本、横:3×2本、後
4本)
見栄え重視なら50本前後
(例:前17本、横8×2本、襟
足20本、後10本)
あれば変化に富んだヘアス
タイルが作れそうですね。
下絵に全ての髪房を描き
込まなくても大丈夫です。
おおよその輪郭とボリュー
ムを掴むためのガイド程
度でかまいません。
キャラの髪型が決まって
いる場合は詳しく描いて
下絵にそって作るのもア
リです。
思ったより髪房の数は要
りそうなカンジですが半
円形の球体を覆うだけの
量となると多くならざる
を得ないのと本数はクオ
リティにかかわるので作
るキャラに合わせて決め
てあげてください。
ヘアスタイル次第で魅力
度も大きく変わります。
多いほうがカッコ良く見
えると思います。
(ヘアスタイルの下絵例)
正面と側面の2方向で顔
や鼻、耳まで描いておく
とサイズやボリュームの
把握もしやすくなります。
2D絵では良くても立体に
起こして360°色んな角度
から見ると意外にそうで
もない気がしたら自分の
場合、下絵にこだわらず
造形を工夫するコトにし
ました。
そうしないとせっかく完
成しても正面と側面の静
止画しか作れなくなっち
ゃいますからね。
下絵では単純な形状や同
じ形を並べない、ハネ
させたり太く・細く・直
線的な要素も取り入れて
強弱のアクセントをつけ
る..など意識すると変化
がつけられそうです。