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Channel: ポリめりMMD
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=MMD=アニメ風MMD画像の作り方

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アニメ風MMD画像は何枚か

のMMD画像を合成して作って

いますが、 今回は合成用素材

と使うエフェクトの種類や合成

モードについて説明したいと思

います。








03shellshocked1507.png





色表現域を増やす為「色深度」

を通常8ビット/チャンネルから

32ビット/チャンネルに変更して

ありますが、それ以外の特別な

設定はしてません。







03shellshocked1502.png






画像合成用素材として用意

したのは7種類のMMD画像

です。

狙った効果を手間をかけずに

出せるようPMXエディタで

モデル改変してたりもします

がMMDエフェクトやシェーダー

を利用してもある程度作れ

るものだと思います。







03shellshocked1322.png





合成用素材をMMDで作る

時は主に影をつけたり、ハ

イライトを出したり黒く塗り

つぶしたりしたいのでMMD

エフェクト(シェーダー)のトゥ

ーンシェーダーや単色ぬり

つぶしシェーダーマスク素

材用シェーダーなどがオス

スメです。






<<今回用意した合成用素材>>





03shellshockedphe134-2.png





(合成用素材の用途)


・ベース

→[乗算]で重ねてモデル色表現用

に使います。 MMDエフェクト不使用。



・ハイライト

→[通常]不透明度20%で若干

のツヤ感やテカリを出します。

白目が真っ白にならないようグレ

ーに色調整。

モデル改変してあるのでMMD

エフェクトは不使用。



・影

→[乗算]で同じ画像を2枚重ねて

影色を出す用に使う。

MMDエフェクトは衣装にトゥーン

シェーダー適用。

狙った箇所に影をつける為モデル

改変で眉や口の位置をズラし

てます。



・ポイントハイライト(瞳用その1)

→「グロー」効果で発光させて

[加算]にすると強烈な光を放つ

ので不透明度を40%に下げて

使う。

MMDエフェクト不使用。

モデル改変では黒目、ハイライト

と細かく材質を分けて加算スフィ

アを適用してます。




・ポイントハイライト(瞳用その2)

→上記のポイントハイライト(瞳用

その1)と似てますが光らせたい

部位が若干異なります。

MMDエフェクト不使用。

こちらもモデル改変あり。

(モデル改変は目元が一番

凝ってます。)




・ポイントハイライト(髪の毛用)

→ポイントハイライト(瞳用その1)

と同じです。

MMDエフェクト不使用。

モデル改変では髪の毛材質を

複製して黒と色付きを使い

分けてます。




・描画色調整

→ベース素材を[乗算]合成した

だけでは色の濃さが出にくい

ので補助的に使ってます。

色調補正の「レベル補正」効果

でヒストグラム▲を右にスライド

させて色を濃くしたら「ブラー(ガ

ウス)(カメラレンズ)」でボカし、

[スクリーン]で不透明度を48%

に下げて色味を調節します。






03shellshockedphe134-3.png





合成用素材の数が少し増えて

複雑になったように見えますが

高度なテクニックを要する事は

何もないですし、静止画像であ

ればAE(After Effects)でな

くともGIMPでも合成作業は

可能です。






03shellshocked1340ae2.png





最後にひとつ。

顔の輪郭や鼻筋の影は

MMDエフェクトでコントロ

ールするのが大変なので

モデル材質テクスチャに

直接描き込んでますが

その辺あまりこだわらない

のであればトゥーンシェー

ダーでいいと思います。







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