英国風を意識した剣盾の男のコキャラ。
どうガンバってもカッコイイ系にならないのでこれでガマンしてます。
エレズンちゃんの色違いに早く出会いたいなー。
今回は前から欲しいと考えてた『油絵の具用パレット』を作ってみました。
絵の具にパレットは当然セットで付いてくるモノだという思い込みがあっ
たのですが、それって水彩絵の具を学校の授業で使う時に習字道具や裁縫
箱などの教材一式買わせるグループだったからなんでしょうね。
油絵の具は2019年5月頃から使い始めましたが1度に使う量が多いのと
混色せず単色塗りで行けたのでパレットの必要性がありませんでした。
200ml絵の具チューブから出して2リットルペットボトルをカットして
器にしたその中に絵の具を入れてたくらいですからわりと特殊な導入
経緯のまま最近になってようやくパレットを使う機会が出来たのです。
紙製の使い捨てパレットもお手軽で便利だけど持ち手のついたパレッ
トのほうが大きい絵向きなので作り方もカンタンだし製作工程のほ
とんどはヤスリかけですから失敗を気にせずチャレンジしましょう。
油絵の具用パレットの材料は木の板です。
手に入りやすいのはベニヤ板で中でもシナ合板が上質だとされています。
あとは桜やマホガニーなども適しているようですが自作であれば加工機
具との兼ね合いで決めたほうがよいかもしれません。
板の厚さは5mm以上、ホームセンターだと3mm厚から置いてますから
使っていくうちに湾曲しない厚みを選びます。
タテヨコのサイズは30~45cmで自分の制作環境や描く絵の大きさ、
持ちやすさでしっくりくる長さをはかってみてください。
ちなみに上の画像のパレットはホームセンターで既にカットされて
いた60×30cmのシナ合板を分割したので大きいほうが37×30cm
小さい方30×23cmです。
大きい方のパレットはオブロング型の名称で左利き用の穴、サムホ
ールの位置で作られてます。
パレットの持ち方はサムホールに描かないほうの手の親指を入れて
凹部分から手に持った絵筆を出し、パレットは肘で支えるカタチ。
右利きの方は左手で使わない予備の絵筆とパレットを持ちます。
ただ長方形の板のままパレットして使うのもアリなのでその場合は
サンドペーパーで角や木屑を取って持ってもケガしない程度に滑ら
かにした後、リンシードオイルを全面に塗れば完成です。
サムホールを作りたいのなら電動ドリルで・・・・・カタチを点線
状になぞって穴をあけていき抜き取ったらヤスリがけでも作れます。
ベニヤ板は柔らかいので角取りもドリルで済ませました。
距離の長いカットは糸ノコですが細かい曲面は取り回し辛いですね。
サンドペーパーは数の小さい方が粗目ですから最初P60で大まかに
擦って徐々にP100→P240→P320などと細目に変えていきます。
力を入れてこすりたいならプラスチックの持ち手がついたカカト用
ヤスリも使えなくはないカンジ。
実はゴッホもオブロング型パレットを使ってたようなので一緒って
分かるだけでもチョット嬉しいですね。
『新美ブログ ~パレットハンター』
https://www.art-shinbi.com/blog/20170806/
→ページ下部に有名画家の実際に使用したパレットが確認できます。
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絵の具用パレット作ってみた
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