つい6ヶ月前には絵を描くスペースにモノがそれほどなかった気がするのですが
今はP50号サイズのベニヤパネルとイーゼルがそれぞれ2つずつひしめき合う
空間しか残されていません。
ま、ちょっとした隠れ家ぽくて現状の狭さも案外楽しめているのでいいかな。
絵画教室では油絵の混色方法3種類を習いました。
スカンブリング、ブレンディング、グレージングの3つですがカンタンに
説明するとスカンブリングは支持体の地の色が多少透けて見える程度に
薄めに絵の具をボカして塗るやり方でブレンディングは文字通り2つの
色を混ぜる混色方法、グレージングは下の絵の具の上に油で薄めた透明
性の高い絵の具を塗るコトで色セロファンを重ねたような混色効果を
出す塗り方になります。
水彩絵の具はいくら乾いていても水で濡らした時点で条件が同じにしか
なりませんが、油絵の具は乾く前、少し乾いた状態、乾燥状態と下に
塗った絵の具との混色を考えた時にいくつか選択肢が生まれるのが特徴
と言えるかもしれませんね。
自作油絵の具なので心置きなく大量消費出来るから気がラクです。
色は赤青黄の色彩のバリエーションより色味に関わらず明度や彩度の
高低を基準にして横並びに判別する目を養ってあげると絵としては
多分あまり間違えないで済むと思います。
要は↑のようなハーフトーンを違う色同士だろうが並べ替えするスキル。
デッサン練習で色感覚が鍛えられるのはたとえモノトーンの画材である鉛筆
だろうが明度や彩度を意識するようになるからです。
別にカラフルに塗り分けなくても色は学べます。
色選びのセンスは常日頃見ているモノに対して敏感に反応して考えられてい
るかの差で実際にやってない限りセンスは良くならないと思いますね。
降って湧いたようにタナボタでセンスは身につかないでしょう。
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脚立+イーゼル
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