練習の成果と言えば「迷い線が減ったコト」でしょうか。
やたらと線を引いてしまう迷い線をやらなくなったのはクロッキー
実践による所が大きいと思います。
とにかく時間が5分と限られた中で対応して生き残らなくてはいけ
ない切迫感が自分を半強制的に変えてくれました。
デッサンや他の描画法ではそこまで追い詰められないので迷い線
が消えたか分かりませんが、要は描く工程で最初にカタチが頭の中
で再現出来るまで手を動かさないコトを徹底すれば迷い線はあまり
引かなくて済むだけの話です。
コンディションが良くなくて線を幾つも引いてる時はカタチが自分
の中で再現出来てないか、絵に集中してないかなので早めに諦めて
もいいかなとかの判断材料にもなります。
Lマークは利き手じゃない左手でぎこちなく描いてますから迷い線
とは違います。
アタリで線をいっぱい引くとどれを残すかいつも迷うので自分は
少ないほうが性に合ってるみたいですね。
写真から起こすと結構強めにパースがかかってるのに気付きます。
MMDデフォルトのカメラ視野角でキャラの顔が歪んで見えるのと
同じ現象ですが意識に登らず意外とスルーされてるコトが多い。
あとはクロッキーのおかげで色んな箇所から描き始められるスキル
が身に付きました。
上の画像右下のキャラは下アゴからスタートしておでこまで描いた
りクロッキーでは腰から描き始めたり、好きな部位からグルっと線
を引いて1つのカタチとして成立させる、あまりアタリ線を置かず
にだからと言って完成図が見えてるワケでもなく「だいたいココら
へんじゃね?」のテキトーさでガンガン描いてます。
テキトー作業の補足でアナトミーをガンガン頭に叩き込む必要も
出てきますが、木炭紙大サイズの巨大な紙に全体像を俯瞰出来ない
半ば視覚情報を奪われたままフィニッシュまで持って行くクロッキ
ーに挑む価値はありそうだと思いますね。